• セントラル・リーグ
  • 読売ジャイアンツ
  • 阪神タイガース
  • 横浜DeNAベイスターズ
  • 広島東洋カープ
  • 東京ヤクルトスワローズ
  • 中日ドラゴンズ
  • パシフィック・リーグ
  • 福岡ソフトバンクホークス
  • 北海道日本ハムファイターズ
  • 千葉ロッテマリーンズ
  • 東北楽天ゴールデンイーグルス
  • オリックス・バファローズ
  • 埼玉西武ライオンズ
  • 侍ジャパン

日本野球機構オフィシャルサイト

2020年 表彰選手

2020年8月度「スカパー!サヨナラ賞」受賞選手

 セントラル、パシフィック両リーグが制定する月間「スカパー!サヨナラ賞」(協賛:スカパーJSAT株式会社)の8月度受賞選手が決定いたしました。

 受賞選手には、スカパーJSAT株式会社よりトロフィーと賞金30万円が贈られます。

セントラル・リーグ受賞選手
上本 崇司 (広島東洋カープ)
【初受賞】

 上本選手は、8月28日(金)マツダスタジアムで行われた対阪神タイガース12回戦、同点で迎えた9回裏1死1、2塁の場面でセンター越えのサヨナラタイムリーを放ち、チームを劇的な勝利へ導いた。
 広島・森下投手、阪神・西勇輝投手が先発したこの試合は8回が終わり3対2と広島がリード。何とか逃げ切りたい広島は守護神フランスア投手に9回を託した。しかし、連続安打を浴びて1死1、3塁のピンチを招くと、阪神・梅野選手のセカンドゴロの間に同点に追いつかれる。続く9回裏、阪神は勝ちパターンを担う岩崎投手をマウンドに送り延長戦突入を図るが、広島は松山選手、坂倉選手の安打により1死1、2塁のチャンスを作る。打席は今季7度目のスタメンとなる上本選手。勢いもそのままに3球目のチェンジアップを振り抜くと打球はセンターを越え、新人時代の2013年以来7年ぶりとなるタイムリーで試合を決めた。
 サヨナラ打はプロ初。チームにおける同賞受賞は、2018年8月度の鈴木誠也選手以来。

パシフィック・リーグ受賞選手
山川 穂高 (埼玉西武ライオンズ)
【初受賞】

 8月27日(木)メットライフドームで行われた対北海道日本ハムファイターズ12回戦、8回に逆転を許し、6対7と1点ビハインドで迎えた9回裏1死満塁の場面で山川選手が左翼線へ逆転サヨナラ2点タイムリーを放ち、8対7のルーズベルトゲームを制した。
 埼玉西武は序盤に4点を先行されるなど苦しい試合展開であったが、4回に山川選手の2点本塁打で反攻の口火を切ると、5回には栗山選手のタイムリーで逆転。しかし、リードして迎えた8回にリリーフ、ギャレット投手が3点を奪われ逆転を許す苦しい展開となった。
 1点差の6対7で迎えた9回裏、1死2塁から連続四球で満塁とすると、この試合4回に2点本塁打を放っている4番山川選手が打席に入る。カウント2-2からの5球目を振りぬくと、打球は前進守備をしていた左翼手の横を抜ける逆転2点サヨナラタイムリーとなった。終わってみれば両軍合わせて23安打の乱打戦、頼れる4番の一振りはチームを救う大きな一打となった。
 スカパー!サヨナラ賞は初受賞となる。