• セントラル・リーグ
  • 読売ジャイアンツ
  • 阪神タイガース
  • 横浜DeNAベイスターズ
  • 広島東洋カープ
  • 東京ヤクルトスワローズ
  • 中日ドラゴンズ
  • パシフィック・リーグ
  • 福岡ソフトバンクホークス
  • 北海道日本ハムファイターズ
  • 千葉ロッテマリーンズ
  • 東北楽天ゴールデンイーグルス
  • オリックス・バファローズ
  • 埼玉西武ライオンズ
  • 侍ジャパン

日本野球機構オフィシャルサイト

2020年 表彰選手

2020年9月度「スカパー!サヨナラ賞」受賞選手

 セントラル、パシフィック両リーグが制定する月間「スカパー!サヨナラ賞」(協賛:スカパーJSAT株式会社)の9月度受賞選手が決定いたしました。

 受賞選手には、スカパーJSAT株式会社よりトロフィーと賞金30万円が贈られます。

セントラル・リーグ受賞選手
吉川 尚輝 (読売ジャイアンツ)
【初受賞】

 吉川尚選手は、9月22日(火)東京ドームで行われた対広島東洋カープ14回戦、9回表同点に追いつかれた直後、9回裏2死3塁の場面で右前打を放ち、緊迫した接戦を制した。
 読売・菅野投手の開幕12連勝をかけた試合は、8回が終わり4対3と読売が優勢。このままリードを守りたい読売は、守護神デラロサ投手に全てを託した。しかし9回表1死1塁の場面、広島・松山選手が左前打を放ち、走者の曽根選手が一気にホームへ生還。菅野投手の開幕12連勝は次回へ持ち越しとなった。
 同点で迎えた9回裏2死1塁、バッターは9月1日(火)東京ドームでもサヨナラ打を放った吉川尚選手。何とかチャンスメイクを図りたい読売は、広島・フランスア投手の牽制悪送球により2死3塁の場面を迎える。願ってもないチャンスを手にした吉川尚選手は、カウント1-1からの3球目を捉え、打球はライト前へ。今月2度目となる値千金のサヨナラ打となった。読売からのスカパー!サヨナラ賞受賞は、2019年8月度の石川選手以来となり、吉川尚選手は初の受賞となった。

パシフィック・リーグ受賞選手
茂木 栄五郎 (東北楽天ゴールデンイーグルス)
【初受賞】

 9月11日(金)楽天生命パークで行われた対北海道日本ハムファイターズ16回戦。1点ビハインドの延長10回裏、1死2塁の場面で茂木選手は右翼席へ飛び込む逆転サヨナラ本塁打を放ち、チームを今季初のサヨナラ勝利へ導いた。
 東北楽天は初回から4安打を浴び2点を先制されるも、直後に1点を返し、すぐさま点差を縮める。4回には、茂木選手の三塁打でチャンスを作ると、小深田選手のタイムリーで勝ち越しに成功。そのまま逃げ切りを狙うも、9回に相手の執念で同点とされ、3対3で試合は延長戦に突入。
 降雨による31分間の中断を挟んでスタートした延長戦は、10回表に2つの守備のミスで1点を献上してしまう。後がなくなった10回裏、1死2塁の場面で打席には茂木選手。カウント2-2からの5球目をライトスタンドへ放り込んで、劇的な逆転サヨナラ勝利を遂げた。負ければ今季初の借金生活となるチームを窮地から劇的な一打で救った。
 2018年8月12日以来自身2本目のサヨナラ本塁打は、球団史上初の延長戦での逆転サヨナラ弾となった。スカパー!サヨナラ賞は初受賞となる。