投手部門は、読売ジャイアンツ・髙橋優貴投手が入団3年目で初受賞。
髙橋投手は、先発として5試合に登板し、リーグトップの5勝(0敗)。加えて、リーグ3位タイとなる防御率1.80も記録した。昨シーズンは8試合に登板し、防御率4.30、1勝3敗と結果を残せずに終わったが、今シーズンは見事開幕ローテを勝ち取ると、登板した全ての試合でクオリティ・スタート(6回以上自責点3以下)を記録。
チームは一時、新型コロナウイルスの感染影響で苦しいチーム編成となったが、エース級の活躍でチームの窮地を救った。読売の左腕では2007年の高橋尚成氏以来となる開幕5戦5勝を達成。
投手部門での読売からの受賞は、昨年8月度受賞の菅野智之投手以来。
打者部門は、広島東洋カープ・菊池涼介選手が2016年8月度以来3度目の受賞。
菊池選手は、リーグトップの打率.352、45安打、21得点の3冠を記録するなど、高いアベレージを維持し、リードオフマンとしてチームを鼓舞する活躍を見せた。開幕戦から16試合連続安打を放つと、4月16日対中日4回戦(バンテリンドーム)では、先頭打者弾となる通算100号本塁打を放ち、見事チームをけん引。非凡な打撃センスも持ちながらも、余りにも“守備の達人”というイメージの方が強い菊池選手であるが、今シーズンは開幕から打撃においてもその名を轟かせた。
打者部門での広島東洋からの受賞は、2019年8月度受賞の西川龍馬選手以来。
髙橋投手 … 5月15日(土)読売対阪神(東京ドーム 17:45)の試合開始前
菊池選手 … 5月21日(金)広島東洋対阪神(マツダスタジアム 18:00)の試合開始前
・セントラル野球連盟より記念盾
・大樹生命保険株式会社より賞金30万円とトロフィー