投手部門は、阪神タイガース・R.スアレス投手が初受賞。
スアレス投手は、クローザーとして12試合に登板し、7試合連続を含む9セーブをマーク。その他、防御率0.00、被安打5と、絶対的守護神として存在感を十分に発揮した。チーム防御率が4月の2.66から5月の4.23へと、これまで頑張ってきた投手陣に多少疲れが見えたものの、その中にあってスアレス投手は5月終了時点でリーグトップとなる16セーブ、通算防御率0.38と月間としても首位をキープするチームにおいて、完璧なピッチングでチームを勝利に導き、追走する他球団の前に立ちはだかった。
阪神の投手部門での受賞は、2019年9月度受賞の西勇輝投手以来で、外国人投手の受賞は、2018年3、4月度受賞のR.メッセンジャー氏以来となります。
打者部門は、阪神タイガース・佐藤輝明選手が初受賞。
佐藤選手は、全19試合に出場、19打点、6本塁打とチームトップの成績を記録し、リーグトップの長打率.630、7度の殊勲打をマーク。持ち前の長打力と勝負強さを十分に発揮した。特に5月2日対広島東洋7回戦(甲子園)においては、プロ初の4番打者として見事な逆転満塁本塁打を放つと、5月28日対埼玉西武1回戦(メットライフ)、セ・リーグのルーキーでは1958年の長嶋茂雄氏(読売)以来となる1試合3本塁打(63年振り2人目)を達成し、首位独走の原動力となった。
ルーキーの受賞は、2020年10、11月度受賞の森下暢仁投手(広島東洋)以来で、阪神では2013年8月度受賞の藤浪晋太郎投手以来となります。阪神の投打ダブル受賞は2005年9月度以来(投手:下柳剛氏、打者:今岡誠氏)。
スアレス投手、佐藤選手ともに6月18日(金)阪神対読売(甲子園 18:00)の試合開始前
・セントラル野球連盟より記念盾
・大樹生命保険株式会社より賞金30万円とトロフィー