山本投手は6月度4試合に先発登板し、リーグトップの防御率0.64、3勝(トップタイ)、39奪三振の成績を残した。
4日・中日戦では7回を投げて4安打、9奪三振、1失点の力投で勝利。さらに11日の広島東洋戦では、持ち前の制球力で3回まで6者連続を含む7奪三振。その後も三振の山を積み重ねると、7回終了までは1人も走者を許さず、自己最多の15奪三振、8回無失点で連勝。5月28日の東京ヤクルト戦での勝利を含めセ・パ交流戦3連勝で2010年以来となるチームの交流戦優勝に大きく貢献し交流戦MVPも受賞。セ・パ交流戦明けの18日・東北楽天戦は6回3安打、6奪三振で自身4連勝。さらに、25日の埼玉西武戦では7回を投げて4安打無失点9奪三振と安定した投球を見せた。
2020年9月度以来、2度目の月間MVP賞受賞。
杉本選手は6月度22試合に先発出場し、打点、打率、塁打(54)、長打率(.675)の4部門でリーグトップの成績を残した。
6月度は11試合連続を含む19試合で安打を放ち主軸としてチームを支えた。6本の殊勲打(先制打4、同点打1、勝ち越し打1)を放った全試合でチームは勝利。22日の北海道日本ハム戦では決勝2点適時打を放ち、チームを1997年以来24年ぶりの10連勝に導くと、翌23日の北海道日本ハム戦でも本塁打を放ち、阪急時代の1984年以来37年ぶりの11連勝にも貢献した。6年目で初の月間MVP賞受賞。
オリックスの投打ダブル受賞は2019年7月度(投手:山岡泰輔、打者:吉田正尚)以来、12度目。
山本投手 … 未定
杉本選手 … 未定
・パシフィック野球連盟より記念盾
・大樹生命保険株式会社より賞金30万円とトロフィー