セントラル、パシフィック両リーグが制定する月間「スカパー!サヨナラ賞」(協賛:スカパーJSAT株式会社)の7、8月度受賞選手が決定いたしました。
受賞選手には、スカパーJSAT株式会社よりトロフィーと賞金30万円が贈られます。
大山選手は、7月12日(月)阪神甲子園球場で行われた対横浜DeNAベイスターズ13回戦、3対3の同点で迎えた9回裏2死1、3塁の場面で打席に立つと、センター前への強烈な安打を放ち、チームを劇的な逆転サヨナラ勝利に導いた。
横浜DeNAの投手陣を攻略できない阪神は、3点のビハインドを追ったまま9回裏を迎えると、相手は守護神の三嶋投手を投入。2008年以来となる前半戦を首位で折り返したい阪神は、2死1塁と後がない状況を迎えたが、その直後から代打・佐藤輝選手、近本選手、糸原選手、マルテ選手が4者連続安打を放ち一気に同点とし、2死1、3塁の一打サヨナラの場面で4番の大山選手へ繋ぐ。球場全体に緊張感が漂う中、大山選手は初球を振り抜くと、打球は見事センター前へ放たれた。4連打の勢いそのままに4番打者の一振りが、チーム全体を歓喜に包んだ。
阪神からのスカパー!サヨナラ賞受賞は、2019年7月度のソラーテ氏以来となり、大山選手は初の受賞となった。
髙濱選手は、7月6日(火)旭川スタルヒン球場で行われた対埼玉西武ライオンズ10回戦、3対3の同点で迎えた9回裏、2死1塁の場面でセンターフェンス直撃のサヨナラ二塁打を放った。
北海道日本ハムは1点ビハインドの3回裏、清水選手と王選手の本塁打で逆転に成功。しかし、4回表に1点差にされると、8回表に守備の乱れから同点に追いつかれ、試合は振り出しに。雨が激しさを増す中、試合は最終回に突入。北海道日本ハムの守護神・杉浦投手が上位打線を三者凡退に抑え、負けをなくすと、その裏、埼玉西武のマウンドには開幕から39試合連続無失点のプロ野球記録を更新中の平良投手。先頭打者が出塁するもあとが続かず2死1塁で打席には髙濱選手。カウント1-2と追い込まれながらも5球目を捉えた打球はセンターフェンスを直撃し1塁走者が一気に生還。値千金のサヨナラ打で劇的な幕切れとなった。
髙濱選手はスカパー!サヨナラ賞初受賞となる。