投手部門は、中日ドラゴンズ・小笠原慎之介投手が入団7年目で初受賞。
小笠原投手は、先発として5試合に登板し、リーグトップの4勝をマーク。投球回35.2回、奪三振42はリーグトップ、防御率1.51はリーグ2位と好成績を残した。加えて、登板した全ての試合でクオリティ・スタート(6回以上自責点3以下)を記録し、月間を通して安定した投球を見せた。30日対横浜DeNA25回戦(横浜)では、7回1失点で勝利を収め、2年連続での規定投球回数到達に加え、自身初の2桁勝利を手にした。チームは、14勝11敗1分と9、10月度2位の好成績を残し、小笠原投手は、その原動力の一翼を担った。
投手部門での中日からの受賞は、2020年9月度受賞の大野雄大投手以来。
打者部門は、中日ドラゴンズ・D.ビシエド選手が2018年8月度以来4度目の受賞。
ビシエド選手は、25試合で4番として先発出場。リーグトップの36安打を記録し、打率.367と16打点はリーグ2位、長打率.541はリーグ3位と好成績を残した。25試合中21試合で安打を記録し、うち12試合はマルチ安打と、7本の殊勲安打を記録。来日7年目を迎えた今シーズンは、14本塁打63打点でチーム2冠を獲得したが、決して本人も満足いく成績ではないはずだ。来シーズンのさらなる活躍が、チーム浮上のカギを握る。
打者部門での中日からの受賞は、2019年9月度受賞の福田永将選手以来。
中日の投打ダブル受賞は2009年6月度(投手:川井雄太、打者:和田一浩)以来、13年ぶり9度目。
小笠原投手 … 11月26日(土) ファンフェスタ
ビシエド選手 … 11月26日(土) ファンフェスタ
・セントラル野球連盟より記念盾
・大樹生命保険株式会社より賞金30万円とトロフィー