セントラル、パシフィック両リーグが制定する月間「スカパー!サヨナラ賞」(協賛:スカパーJSAT株式会社)の7月度受賞選手が決定いたしました。
受賞選手には、スカパーJSAT株式会社よりトロフィーと賞金30万円が贈られます。
マクブルーム選手は、7月2日(土)マツダスタジアムで行われた対読売ジャイアンツ14回戦において、0対0で迎えた9回裏、無死一塁の場面で今季9号となるサヨナラ2点本塁打を放った。
広島東洋は先発の森下投手が8回5安打無失点、11奪三振の快投を見せ、続く2番手ケムナ投手も1回を無安打無失点に抑えた。そして0対0で迎えた9回裏、無死一塁からマクブルーム選手が打席に入ると、読売3番手、平内投手の2球目をとらえ、右中間スタンドへ飛び込む第9号サヨナラ2点本塁打を放ち、劇的なサヨナラ勝利を収めた。
6月は打率2割4分4厘、1本塁打、6打点と苦しんだマクブルーム選手だが、前日の1日も勝利打点を挙げて勝利に貢献し、2日連続でのお立ち台となった。
広島東洋からのスカパー!サヨナラ賞受賞は、2022年6月度の宇草選手に続き2カ月連続となり、マクブルーム選手は来日1年目で初の受賞となった。
髙部選手は、7月21日(木)ZOZOマリンスタジアムで行われた対埼玉西武ライオンズ16回戦、9回裏1死満塁の場面でサヨナラ右前適時打を放った。
千葉ロッテは初回に2点を先制するも、2回以降は追加点を奪えない苦しい展開。先発の二木投手が粘りの投球を見せたが6回に埼玉西武打線に捕まり逆転されてしまう。試合はそのまま進み2対4の2点ビハインドで迎えた9回裏、マウンドには埼玉西武の平良投手。四球と安打で作った満塁のチャンスで岡選手が2点同点打を放ち追いつくと、なおも四球で再び満塁となったところで打席には髙部選手。平良投手が投じた初球を捉えた打球は、一、二塁間を抜く自身2度目のサヨナラ適時打となった。
この日の劇的なサヨナラ勝利で井口監督が監督通算300勝を達成。チームにとっても、幕張のファンにとっても7月の暑さを吹き飛ばす勝利となった。
髙部選手はスカパー!サヨナラ賞初受賞となる。