セントラル、パシフィック両リーグが制定する月間「スカパー!サヨナラ賞」(協賛:スカパーJSAT株式会社)の8月度受賞選手が決定いたしました。
受賞選手には、スカパーJSAT株式会社よりトロフィーと賞金30万円が贈られます。
秋山選手は、8月6日(土)マツダスタジアムで行われた対阪神タイガース17回戦において、9回裏3点差を追い付いたあとの1死二塁の場面で右前にNPB復帰後初のサヨナラ打を放ち、チームの連敗を7で止めた。
広島東洋は3点ビハインドで迎えた9回裏、小園選手、會澤選手の連続安打で無死一、二塁とすると、続く上本選手の二塁への当たりが内野安打となり、さらに悪送球を誘いその間に小園選手が生還。その後1死二、三塁となると、菊池涼選手のショートゴロがイレギュラーし、阪神・中野選手がファンブルして2者が生還。土壇場で同点に追いついた。なおも1死二塁で秋山選手が右前にサヨナラ安打を放ち劇的なサヨナラ勝利を収めた。
この日は77回目の「原爆の日」。毎年恒例のピースナイターとして開催された試合で、チームにとってもファンの期待に応える結果となった。
広島東洋からのスカパー!サヨナラ賞受賞は、2022年6月度の宇草選手、7月度のマクブルーム選手に続き3カ月連続の受賞。同一チームの3カ月連続受賞は、2019年5月度から7月度を受賞した阪神以来。
秋山選手は、スカパー!サヨナラ賞初受賞となる。
近藤選手は、8月9日(火)札幌ドームで行われた対埼玉西武ライオンズ17回戦、2対3と1点ビハインドで迎えた9回裏、無死一、二塁の場面、右翼席へ逆転サヨナラ3点本塁打を放った。
北海道日本ハムは2回に古川裕選手のプロ初打点となる中前適時打で先制するも、3回以降は追加点を奪えない苦しい展開となる。先発の伊藤投手は埼玉西武打線を4回まで1安打に抑えていたが、5回に2点本塁打を浴び逆転を許してしまう。味方打線が8回裏に同点へ追いついた後、9回のマウンドにもあがった伊藤投手だったが、勝ち越しの適時打を浴びてしまう。
2対3で迎えた9回裏、先頭打者、代打の杉谷選手が中前安打で出塁すると、続く清宮選手も連続安打で無死一、二塁のチャンスを作る。打席には5番近藤選手。フルカウントからの6球目を強振すると、打球は右翼席へ一直線。この日29歳を迎えた自身の誕生日を祝うバースデーサヨナラ弾となった。
近藤選手のサヨナラ本塁打はプロ11年目で初となった。スカパー!サヨナラ賞初受賞となる。