投手部門は、阪神タイガース・大竹耕太郎投手がプロ入り6年目で初受賞。
大竹投手は、先発として4試合に登板し、3勝(リーグ1位タイ)、防御率0.33(リーグ1位)と好成績を残し、登板した全試合でクオリティ・スタート(6回以上自責点3以下)を記録。持ち前の制球力を存分に発揮し、初の栄冠を手にした。5月27日対読売7回戦(甲子園)では、7回を投げ、被安打6、7奪三振、無失点で自身キャリアハイとなるシーズン6勝目を挙げた。4試合27イニングで与四球2、全ての登板を100球以内と攻撃にリズムをもたらす投球でチームの月間勝利最多タイ記録の19勝に大きく貢献。現役ドラフトで今シーズンより阪神に加入した左腕は先発陣に欠かせない一人となった。
3、4月度の村上頌樹投手に続き、2カ月連続での阪神球団投手の受賞。阪神球団からの投手2カ月連続受賞は、2021年5月度のR.スアレス投手、6月度の青柳晃洋投手以来。
打者部門は、中日ドラゴンズ・細川成也選手がプロ入り7年目で初受賞。
細川選手は、月間全25試合に先発出場。21試合で安打を放ち、それぞれリーグトップの打率.360、36安打、59塁打を記録。本塁打を5本放ったがそのうち3本を本拠地バンテリンドームで放つなど自慢の長打力が開花した。特に、5月27日対横浜DeNA7回戦(バンテリンドーム)では、自身初となる1試合2本塁打を含む4打数4安打2打点の大活躍で、チームの勝利に貢献。16日対阪神7回戦(豊橋)から6月1日対福岡ソフトバンク3回戦(PayPayドーム)まで14試合連続安打と好調を維持した。チームの調子が乗り切れない状態ではあるが、細川選手の打撃は、チームの士気を高める活躍となった。
打者部門での中日からの受賞は、昨年9、10月度受賞のD.ビシエド選手以来。
投手・打者部門ともに、現役ドラフト制度により移籍した選手の受賞。
大竹投手 … 未定
細川選手 … 6月15日(木)中日対千葉ロッテ(バンテリンドーム 18:00)の試合開始前
・セントラル野球連盟より記念盾
・大樹生命保険株式会社より賞金30万円とトロフィー