加藤貴投手は、5月度4試合に先発登板しリーグトップの防御率0.30、リーグトップタイの3勝を挙げた。持ち前の制球力が冴えわたり、30投球回で、与えた四球はわずか2つであった。
5日・東北楽天戦では、勝ち星はつかなかったものの、7回2失点(自責点0)の好投、13日・千葉ロッテ戦では、9回4安打無四球で、2塁すら踏ませない安定感抜群の投球を見せ、投球数102球で今シーズン初の完封勝利を挙げた。19日・オリックス戦でも、8回4安打無失点で勝利投手となり、5日・東北楽天戦の7回から続く連続無失点記録を18イニングに伸ばした。5月最後の登板となった25日・福岡ソフトバンク戦でも6回1失点で白星を挙げ、5月を3連勝で締めくくった。
プロ8年目で初の月間MVP賞受賞。
万波選手は、5月度全25試合に出場。打率.267、24安打、リーグトップタイの7本塁打、リーグトップの長打率.600の成績を残し、8本の殊勲打(先制打3、同点打2、勝ち越し打3)を放つ活躍を見せた。
25日・福岡ソフトバンク戦では、同点で迎えた3回裏に2点本塁打を放ち、勝ち越しに成功。4打数2安打2打点の大活躍で、チームの勝利に貢献した。
セ・パ交流戦の初戦となった30日・東京ヤクルト戦では、2本塁打を含む猛打賞を記録。4回裏、1点を追う状況で同点本塁打。6回裏には勝ち越し本塁打を放ち、交流戦初戦に白星をもたらした。
チームは月間14勝11敗と勝ち越し。本塁打だけではなく、8度のマルチ安打を放つなど、自慢の打撃力を存分に発揮した万波選手の活躍は、首位を目指すチームに勢いをつけた。
プロ5年目で初の月間MVP賞受賞。
北海道日本ハムの投打ダブル受賞は2012年9月度(投手:武田久、打者:糸井嘉男)以来。
加藤貴投手 … 6月9日(金)北海道日本ハム対阪神(エスコンF 18:00)試合開始前
万波選手 … 6月9日(金)北海道日本ハム対阪神(エスコンF 18:00)試合開始前
・パシフィック野球連盟より記念盾
・大樹生命保険株式会社より賞金30万円とトロフィー