投手部門は、阪神タイガース・村上頌樹投手が入団3年目で初受賞。
村上投手は、先発として3試合に登板し、投球回25回を投げ、被安打5、与四球1でリーグトップとなる防御率0.00の抜群の投球内容だった。中でも圧巻だったのは、4月12日対読売2回戦(東京ドーム)で、7回を投げ走者を一人も許さない完璧な投球を披露。惜しくも勝利投手にはならなかったが、続く22日対中日2回戦(バンテリンドーム)では、2安打完封でプロ初勝利を挙げた。29日対東京ヤクルト5回戦(神宮)でも、8回を2安打に抑えて2勝目を挙げ、開幕から「25イニング連続無失点」を記録。入団から2年連続でウエスタン・リーグの最優秀防御率投手賞と勝率第一位投手賞を獲得した右腕は、3年目のシーズンでその実力を見事開花させた。
投手部門での阪神からの受賞は、昨年7月度受賞の西勇輝投手以来。
打者部門は、横浜DeNAベイスターズ・宮﨑敏郎選手が入団11年目で初受賞。
宮﨑選手は、リーグトップの打率.444、長打率.746、出塁率.520、得点圏打率.615を記録。また、4本塁打と13打点もリーグ3位タイの好記録で、好調な横浜DeNA打線の中において特に好調をキープし、開幕から15試合連続安打(うちマルチ安打9度、殊勲打3度)を放つなど、全球団に対して4割超の高打率で、相手球団が警戒する打者となった。チームは、開幕4連敗とスタートに躓いたが、その後は投打が噛み合い、3、4月度を16勝7敗で、球団としては19年ぶりとなる首位の座で5月を迎えることとなった。2017年には首位打者を獲得しており、同年チームは3位からCSを勝ち抜き、横浜DeNA球団として初の日本シリーズ出場を果たした。宮﨑選手の活躍にファンの期待は高まる。
打者部門での横浜DeNAからの受賞は、昨年5月度受賞の牧秀悟選手以来。
村上投手 … 未定
宮﨑選手 … 5月17日(水)横浜DeNA対広島東洋(横浜 18:00)の試合開始前
・セントラル野球連盟より記念盾
・大樹生命保険株式会社より賞金30万円とトロフィー