• セントラル・リーグ
  • 読売ジャイアンツ
  • 阪神タイガース
  • 横浜DeNAベイスターズ
  • 広島東洋カープ
  • 東京ヤクルトスワローズ
  • 中日ドラゴンズ
  • パシフィック・リーグ
  • 福岡ソフトバンクホークス
  • 北海道日本ハムファイターズ
  • 千葉ロッテマリーンズ
  • 東北楽天ゴールデンイーグルス
  • オリックス・バファローズ
  • 埼玉西武ライオンズ
  • 侍ジャパン

日本野球機構オフィシャルサイト

2024年 表彰選手

2024年6月度「スカパー!サヨナラ賞」受賞選手

 セントラル、パシフィック両リーグが制定する月間「スカパー!サヨナラ賞」(協賛:スカパーJSAT株式会社)の6月度受賞選手が決定いたしました。

 受賞選手には、スカパーJSAT株式会社より賞金30万円とトロフィーが贈られます。

セントラル・リーグ受賞選手
丸 佳浩 (読売ジャイアンツ)
【2度目】

 丸選手は、6月28日(金)東京ドームで行われた対広島東洋10回戦、2対2の同点で迎えた延長10回裏、一死走者なしの場面で右翼席へ劇的なサヨナラ本塁打を放った。
 読売は1点を先制された直後の5回裏、吉川選手、ヘルナンデス選手の連続適時打で逆転に成功する。先発・戸郷投手が7回1失点の好投を見せ、1点リードで迎えた9回表は守護神・バルドナード投手がマウンドにあがった。しかし、二死三塁のピンチを招くと、暴投により同点に追いつかれてしまう。続く10回表も二死一、三塁のピンチを招いたが、吉川選手のファインプレーが飛び出し、勝ち越しは許さなかった。同点で迎えた延長10回裏一死走者なし、打席にはこの試合3安打を放っている丸選手。この試合まで自責点わずか1の広島東洋の守護神・栗林投手に対し、2ボールからの3球目を振り抜くと、打球はファンの待つ右翼席上段へ飛び込む劇的なサヨナラ本塁打となった。丸選手の受賞は、広島東洋時代の13年7月以来2度目。読売からは5月度の吉川選手に続き2カ月連続受賞となった。6月度は全試合に1番打者として出場、リーグトップの安打数を記録したチームの中心選手が、チームを今季4度目のサヨナラ勝利に導いた。

パシフィック・リーグ受賞選手
小郷 裕哉 (東北楽天ゴールデンイーグルス)
【初受賞】

 小郷選手は、6月11日(火)楽天モバイルパーク宮城で行われた対読売1回戦、5対6の1点ビハインドで迎えた9回裏、二死満塁の場面で、右中間へ起死回生の逆転サヨナラ2点適時二塁打を放った。
 東北楽天は2回表に2本の本塁打、4回表に3点本塁打を浴びるなど、計6点を献上してしまう。一方打線は3回裏、2番・村林選手の適時打などで2点を返すと、4点ビハインドで迎えた8回裏、6番・浅村選手が2点本塁打を放ち、2点差まで詰めよった。4対6のビハインドながら、東北楽天の反撃ムードが漂う中で迎えた9回裏、先頭の4番・鈴木大選手の安打や2つの四球で一死満塁の好機を作ると、代打・阿部選手が押し出しとなる四球を選び1点差となる。後続が倒れるも、二死満塁、一打逆転の場面で打席に立ったのは、この日3出塁の1番・小郷選手。カウント2-2からの5球目。甘く入った直球を見事に捉えると、打球は前進守備を敷いた読売外野陣の遥か上をいく、右中間への逆転サヨナラ2点適時二塁打となった。自身初のサヨナラ打でチームを日本生命セ・パ交流戦初優勝へ大きく前進させた。