沢村賞は前田健太(広島東洋)が2度目の受賞
プロ野球創設期の名投手・故沢村栄治氏を記念し、今シーズン最も優れた先発完投型の本格派投手に贈られる「沢村賞」の選考委員会(選考委員:堀内恒夫委員長、平松政次、村田兆治=欠席、北別府学、山田久志の各氏)が26日、東京都内で開かれ、前田健太投手(広島東洋)の5年ぶり2度目の受賞が決まりました。
前田投手は今季29試合に登板して15勝8敗、防御率2.09をマーク。沢村賞の対象基準の7項目 《 (1)15勝以上の勝利数、(2)150以上の奪三振数、(3)10以上の完投試合数、(4)2.50以下の防御率、(5)200イニング以上の投球回数、(6)25以上の登板数、(7)6割以上の勝率 》 のうち、完投を除く6項目をクリア。先発した29試合中26試合で“クオリティスタート(QS=投球回6イニング以上で自責点3以下)"を達成するなど、シーズンを通じて安定した成績を残したことが評価されました。
表彰式は11月25日(水)に行われる「NPB AWARDS 2015 supported by リポビタンD」の中で行われます。