「2020年 野球・ソフトボール正式種目採用決定」記者会見
東京2020オリンピック 野球・ソフトボール正式種目決定を受け、都内ホテルで関係3団体の記者会見が行われました。一般財団法人全日本野球協会・市野紀生会長、公益財団法人日本ソフトボール協会・徳田寬会長、一般社団法人日本野球機構・熊﨑勝彦会長が登壇し、五輪復帰について歓迎と感謝を述べました。
一般社団法人日本野球機構・熊﨑勝彦会長コメント
ブラジルのリオデジャネイロで開催されたIOC総会において、野球・ソフトボールが東京2020オリンピックの正式種目として決定いたしました。
野球・ソフトボールの関係者や関係団体は、種目復活を目指してさまざまな活動を行ってまいりましたが、この悲願が実ったということで大変喜ばしい結果であると感じております。
今回の決定にあたっては、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の森会長やIOC関係者の皆さま、WBSCのフラッカーリ会長をはじめ、関係団体の皆さまの並々ならぬ尽力によって、こうした結果が得られたものと感じております。この場を借りて深く感謝申し上げます。
オリンピックの正式種目として復活できたことは、野球・ソフトボールの世界的普及を成し遂げていく大きなきっかけとなり、また、多くの日本の青少年や子供たちが、野球・ソフトボールに対して大きな夢を抱き、これを育てていくためのきっかけとなると確信しております。そして、日本の野球界全体の底力や、野球の素晴らしさを世界に示していく絶好の機会を得たと考えております。
日本野球機構としては、今回の決議に安堵することなく、国内はもとより世界的な野球の普及振興活動を継続・強化していくとともに、2017年3月のWBC、その後のプレミア12などの国際大会の経験を積み上げ、野球日本代表「侍ジャパン」のチーム強化も着実に実施してまいります。
皆さまのご支援やご尽力に対しまして重ねて感謝申し上げます。