審判員奨励賞、ファーム優秀審判員賞、ファインジャッジ賞 受賞審判員について
2022年シーズンの「審判員奨励賞」、「ファーム優秀審判員賞」、「ファインジャッジ賞」について、下記のとおりお知らせいたします。なお、2022年シーズンの「最優秀審判員賞」の該当者はおりません。
審判員奨励賞
市川 貴之(いちかわ たかゆき) 41歳 16年目
常に安定した仕事ぶりで、判定精度が高く、落ち着いていて、堂々とした態度が評価された。また日本シリーズ初出場を果たし、将来のNPB審判員のリーダーとしての資質が感じられた。
ファーム優秀審判員賞
鈴木 宏基(すずき こうき) 30歳 7年目
常に丁寧な仕事ぶりで、いろいろなことにチャレンジしスキルアップした。今シーズンは、ファームでのクルーチーフとして、メンバーをまとめ、円滑な試合運びに努力したことが評価された。
ファインジャッジ賞
審判員の技術向上を目的に、優れた判定をたたえ、表彰する制度です。
以下4名が受賞者です。(対象判定日順)
牧田 匡平(まきた きょうへい) 43歳 22年目
3月26日 読売-中日2回戦(東京ドーム) 球審
7回表の打者走者による守備妨害、また8回表の捕手による打撃妨害を瞬時に宣告。対応も的確で、場内放送による説明も簡潔で分かりやすかった。
原 信一朗(はら しんいちろう) 43歳 18年目
6月3日 広島東洋-オリックス1回戦(マツダスタジアム) 三塁塁審
4回表、2アウト走者一二塁、三遊間を抜けるヒットの際、三塁手が二塁走者の走塁を妨げたとして、野球規則6.01(h)(2)を宣告。非常に難しいプレイであったが的確に判定を下した。
長井 功一(ながい こういち) 38歳 14年目
6月10日 埼玉西武-広島東洋1回戦(ベルーナドーム) 一塁塁審
2回裏、三塁ゴロでのフォースプレイ、3回表のダブルプレイでのフォースプレイ、また4回表のけん制球によるタッグプレイに対し、リクエストが要求されたが全て判定通りだった。
栁田 昌夫(やなだ まさお) 56歳 26年目
6月26日 東北楽天-埼玉西武11回戦(楽天生命パーク) 三塁塁審
6回裏、レフトファウルフライを捕球しようとしていた左翼手の守備を、観客がスタンドから手を出してその飛球を取ったため、三塁塁審栁田は野球規則6.01(e)を適用し打者にアウトを宣告した。