「ローソンチケット スピードアップ賞」受賞者コメント
日本プロフェッショナル野球組織 コミッショナー 斉藤 惇
「ローソンチケット スピードアップ賞」が制定され、今年で7年目となりました。試合をスピーディーに進行することでファンの皆さまにとって心地よい観戦だけでなく、エネルギー使用量低減やCO2排出量削減といったSDGs活動の実現が可能になります。試合時間の短縮は日本のプロ野球の魅力を高める要素のひとつです。
投手部門受賞者の中日ドラゴンズ・小笠原慎之介投手、埼玉西武ライオンズ・髙橋光成投手はテンポの良い投球で試合をつくり、いずれも勝利数・奪三振数はチーム内トップを記録しています。また、打者部門は阪神タイガース・中野拓夢選手が初受賞、東北楽天ゴールデンイーグルス・小深田大翔選手が2年ぶりに受賞しました。各選手のはつらつとした動きはチームを活気づけ、ファンの皆さまにも元気をお届けできたのではないでしょうか。
一方、チーム表彰では4年ぶりに読売ジャイアンツ、5年ぶりに埼玉西武ライオンズが受賞しました。プロ野球はコロナ禍での3シーズン目を迎えましたが、試合運びや采配にはまだまだご苦労もあったことと思います。そのような状況の中で、受賞された両球団はもちろんのこと全球団が試合時間の短縮に取り組んでいただき、心より感謝申し上げます。
最後になりますが、本賞を設立当初からご協賛いただいております株式会社ローソンエンタテインメント様には多大なるご支援、ご協力を賜り、この場をお借りして厚く御礼を申し上げます。
株式会社ローソンエンタテインメント 代表取締役社長 渡辺 章仁 様
受賞選手・球団の皆さま、このたび受賞誠におめでとうございます。
このスピードアップ賞を2016年から協賛させていただき、7年目となる今年のシーズンが無事に終わりましたことをうれしく感じております。
今季は公式戦で3年ぶりに延長12回制を復活させ、野球ファンの方々もより楽しんでいただけた1年になったのではないかと思うと、各球団様及び関係者の皆さまのご尽力に、この場をお借りし心より感謝を申し上げます。
延長12回の復活で試合時間も実際に伸びた中、投手部門、打者部門の方々のスピーディーなゲーム展開が印象的で、熱心にプレーする選手の活躍に心を引き付けられました。また、球場で応援をしている観客の皆さまの熱い思いも拝見することができて心から感動いたしました。チーム表彰となります、読売ジャイアンツ、埼玉西武ライオンズにおかれましては、目が離せないチームワーク展開が、多くの子供たちにとっても良いお手本となり、元気と勇気を与えたことと強く感じております。
これからもこのスピードアップ賞を通じて、多くの方々に野球の良さ、スポーツの素晴らしさをお伝えするサポートをさせて頂きたいと思っております。球団、選手の皆さまの今後のご活躍を期待しております。
投手部門
〔セントラル・リーグ〕小笠原 慎之介 投手(中日ドラゴンズ)
「ローソンチケット スピードアップ賞」を受賞することができ光栄に思います。ピッチングの内容次第でチームの勝敗に大きく影響します。リズム良くテンポのいいピッチングをすることで相手チームへの流れを切り、自チームの攻撃時にいい流れを呼び込み、勝利へ導くことができると思います。来季もテンポのいい投球を心掛け、少しでも多くチームの勝利に貢献できるよう頑張りたいと思います。ありがとうございました。
〔パシフィック・リーグ〕髙橋 光成 投手(埼玉西武ライオンズ)
ストライクを先行する、テンポ良く投げる事を毎試合心がけていたので、その結果が今回のスピードアップ賞の受賞につながった事は非常にうれしく思います。テンポが良ければいい流れを作れることができると思うので、2023シーズンもチームの勝利に貢献できるよう精一杯頑張りますので応援よろしくお願いいたします。
打者部門
〔セントラル・リーグ〕中野 拓夢 選手(阪神タイガース)
打席の中で、自分の役割を果たそうと集中して投手と対戦できた結果だと思うので、受賞することができて嬉しいです。走攻守でスピード感あふれる、スピーディーなプレーを意識して頑張っていきたいと思っていますので、引き続きご声援よろしくお願いします。
〔パシフィック・リーグ〕小深田 大翔 選手(東北楽天ゴールデンイーグルス)
またいただくことができてうれしく思います。今年も特に意識はしていないのですが、いつものプレーが試合のスピードアップに貢献できて良かったです。投球間隔は短く、走塁の方もスピードアップして、来年はスピードアップ賞と盗塁王を目指して頑張ります。
チーム表彰
〔セントラル・リーグ〕読売ジャイアンツ 代表取締役社長 今村 司 様
「ローソンチケット スピードアップ賞」を受賞させていただき、ありがとうございます。協賛社の株式会社ローソンエンタテインメント様、関係者の皆さまには、厚く御礼申し上げます。
今季は3年ぶりに入場制限なしで143試合を戦えた事を、大変うれしく思っております。球場に戻ってきたファンの皆さまに再び野球の魅力を感じていただくためには、選手たちのきびきびとした質の高いプレーによるスピーディーな試合展開で、スタジアムがワクワク、ドキドキさせる“ライブ会場”であるべきで、それがファンの皆さまのニーズではないかと考えております。
来季は3年ぶりのリーグ優勝と日本一奪回を果たすため、チーム、フロント一丸となって戦います。そして更なる試合時間短縮のために、NPB、12球団が協力して取り組んでいければと考えております。
〔パシフィック・リーグ〕埼玉西武ライオンズ 常務取締役球団本部長 飯田 光男 様
このたびは「ローソンチケット スピードアップ賞」を受賞させていただき、誠にありがとうございます。株式会社ローソンエンタテインメント様、ならびに関係者の皆さまに厚く御礼申し上げます。
こうしてこの賞をいただけたのは、選手たちがスピーディーなプレーを心掛けたのはもちろんのこと、イニング間にグラウンドを整備してくださった方々や、場内演出を担当してくださった方々をはじめ、試合の運営に携わるすべての方々が尽力してくださったおかげだと思っています。この場を借りて心から感謝申し上げます。
来シーズンは松井稼頭央新監督のもと、パ・リーグ優勝、そして日本一を目指して戦います。松井新監督は、積極的にひとつでも先の塁を狙う走塁など、スリリングでスピード感あふれる野球を標榜しています。チーム一丸となってそれを体現することで、ファンの方々にたくさんの感動を与えられるよう、そしてまた来年もこの賞をいただけるよう励んでまいります。このたびは誠にありがとうございました。