JICA・NPB 連携協力の再延長について
独立行政法人国際協力機構(JICA)と一般社団法人日本野球機構(NPB)は、2016年に締結した開発途上国における野球の普及・振興のための連携協力に関する覚書を7月9日付で延長しましたので、お知らせいたします。
JICAとNPBは、JICAが実施するスポーツ分野における国際協力活動にNPBが取り組む野球振興活動を活用し、開発途上国での野球の普及、振興と野球を通じた青少年の健全な育成を図ることを目的に2016年から連携協力を行っております。
今回の連携協力延長に伴い、これまでの活動を強化し、野球を通じた開発支援や人材育成を連携して行ってまいります。
目的
海外での野球普及・振興。野球を通じた青少年の健全な育成。
期間
3年(以降は双方合意の上、延長)
協力内容
- NPB制作指導用教材「みんなが輝くやさしいベースボール型授業」(日本語、英語、スペイン語)のJICA事業における利用。
- NPB人材のJICA事業への派遣。
- NPBが主催する講習会へのJICA海外協力隊員(派遣前及び帰国後の隊員を含む)の受入れ。
- JICA青年海外協力隊員へeラーニングを通じてNPB作成動画(やきゅうたいそうだいいち、BTボールなど)の提供。
- 上記のほか、双方が合意する事項。
主な活動実績
- 「みんなが輝くやさしいベースボール型授業」教本をJICA派遣隊員が、68カ国、3,403冊を活用(内訳:日本語版650冊、英語版764冊、スペイン語版1989冊)。
- 学生野球資格回復制度研修会におけるJICA海外協力隊セミナーを4回実施。
- NPB発行 プロ野球選手・OBのためのキャリアサポートマガジン「NEW BALL」2022~2024年発行分におけるJICA事業紹介。
