新型コロナウイルス感染症の影響により、SMBC日本シリーズ2020は下記の野球協約特例を適用して実施する。
2020年度に限り、コロナウイルス感染対策で変更された公式戦日程の影響で日本シリーズ開催球場が確保できない球団については、その球団の保護地域以外でのホーム・ゲームを開催することができる。
日本シリーズ開催期間中に、新型コロナウイルス感染対策によりシリーズ続行が不可能となった場合日本シリーズは終了する。その場合、終了時点で勝利数の多いチームを選手権チームとし、両チーム試合成績が同数の場合にはシリーズにおけるTQBが優れているチームを選手権チームとする。
≪TQBについて≫
日本シリーズが実施された全試合のTQB=『1イニングあたりの得点率(得点÷攻撃イニング)-1イニングあたりの失点率(失点÷守備イニング)』で算出する数値が大きい方が上位となる。
TQBの数値でも順位が決まらない場合は日本シリーズが実施された全試合のER-TQB=『(相手のチーム自責点÷攻撃イニング)-(チーム自責点÷守備イニング)』で算出する数値が大きい方が上位となる。
2020年の日本シリーズについては支配下登録の期限を設けず、支配下選手の中から40人を登録する。
本拠地球場以外の球場で日本シリーズを開催した場合、円滑な運営を図るため、その開催球場または球団に業務補助を委託し、その業務委託費については機構が支出するが、出場球団はその試合に掛かる試合経費を協約に従い支出する。