セントラル、パシフィック両リーグが制定する月間「スカパー!サヨナラ賞」(協賛:スカパーJSAT株式会社)の6月度受賞選手が決定いたしました。
受賞選手には、スカパーJSAT株式会社よりトロフィーと賞金30万円が贈られます。
山田選手は、6月28日(木)神宮球場で行われた対中日ドラゴンズ11回戦、9回裏6対6で迎えた場面で左翼席へ値千金のサヨナラ3点本塁打を放った。
この試合は2対2の同点で迎えた8回、中日が平田選手、高橋選手の適時打で3点を勝ち越すと、東京ヤクルトはその裏、バレンティン選手の2点本塁打で1点差に迫る。中日が9回表に1点を追加して6対4とリードして迎えた9回裏、2点を追う東京ヤクルトは先頭・坂口選手の四球をきっかけに無死満塁のチャンスを作ると、西浦選手が三遊間を破る2点適時打を放ち同点。その後一死一、二塁で打席に入った山田選手が1ボールからの2球目を強振すると打球は左翼席へ。劇的なサヨナラ3点本塁打でチームを4連勝に導いた。
この一打は入団8年目の山田選手にとって初のサヨナラ打(過去にサヨナラ四球が2度)となった。
上林選手は、6月29日(金)福岡ヤフオク!ドームで行われた対千葉ロッテマリーンズ8回戦、3対5で迎えた9回裏、1点を返し4対5となった二死一、三塁の場面で左中間を破る逆転サヨナラ三塁打を放った。
この試合は8回表を終えて千葉ロッテが5対2とリード。8回裏に福岡ソフトバンクは上林選手の本塁打で2点差に迫った。2点を追う福岡ソフトバンクは9回裏、先頭から二者連続安打で無死一、二塁としたが、続く打者のバント失敗(投併打)で二死二塁に。逆転ムードが潰えたかに見えたが、代打・福田選手が四球で出塁すると、続く長谷川選手がライトへ安打を放ち1点差となった。ここで上林選手が初球をはじき返すと、打球は左中間を抜け、三塁走者に続き一塁走者も生還する逆転の2点三塁打となり、チームに劇的なサヨナラ勝利をもたらした。
上林選手のサヨナラ打は入団5年目で初めて。