セントラル、パシフィック両リーグが制定する月間「スカパー!サヨナラ賞」(協賛:スカパーJSAT株式会社)の7月度受賞選手が決定いたしました。
受賞選手には、スカパーJSAT株式会社よりトロフィーと賞金30万円が贈られます。
下水流選手は、7月20日(金)マツダスタジアムで行われた対読売14回戦、10回裏8対9で迎えた場面で右翼席へ逆転サヨナラ2点本塁打を放った。
この試合は広島東洋が序盤に7点をリードする展開。しかし、4回表と5回表に3点本塁打を浴び、リードは瞬く間に1点に。6回裏に追加点を挙げ2点差とするが、7回表に2点適時打を浴び、ついに8対8の同点に追いつかれ試合は延長戦に突入。7点差から追いつき勢いに乗る読売は延長10回表、4番岡本選手の本塁打で1点勝ち越し。この試合初めて追う展開となった広島東洋はその裏、二死一塁から途中出場の下水流選手が打席へ。2球目を叩くと打球は右翼席に飛び込む逆転サヨナラ2点本塁打となった。西日本豪雨の影響により16日ぶりとなったホーム試合で2位の読売相手に劇的なサヨナラ勝利をもたらした。
下水流選手のサヨナラ打は4月19日(木)対東京ヤクルト6回戦以来、本賞の受賞も2度目(今シーズン2度目)となる。
山下選手は、7月24日(火)楽天生命パークで行われた対北海道日本ハム12回戦、8対8で迎えた11回裏、一死一塁の場面で右翼席へサヨナラ本塁打を放った。
この試合、2回表に先制を許した東北楽天は直後に2対1と逆転に成功したが、3回表に4失点。中盤は両チームが加点し、8回裏には東北楽天が島内選手の二塁打で7対7の同点に追いつき、延長戦に入った。10回表、北海道日本ハムは1点を勝ち越したが、その裏、東北楽天は銀次選手の内野安打で再び同点に追いついた。8対8の同点で迎えた11回裏、一死一塁で打席に立った山下選手が、0ボール1ストライクからの2球目を振りぬくと、打球は右翼ポール際に飛び込み、東北楽天は今シーズン2度目のサヨナラ勝利を収めた。
プロ入り8年目、東北楽天に移籍1年目の山下選手の本塁打、サヨナラ打はいずれも初めて。