セントラル、パシフィック両リーグが制定する月間「スカパー!サヨナラ賞」(協賛:スカパーJSAT株式会社)の9、10月度受賞選手が決定いたしました。
受賞選手には、スカパーJSAT株式会社よりトロフィーと賞金30万円が贈られます。
上田選手は、9月4日(火)明治神宮野球場で行われた対中日20回戦、9対9と同点で迎えた11回裏2死1、2塁の場面で右中間にサヨナラ本塁打を放った。
この試合、東京ヤクルトは初回に3点を先制されると、続く2回も3点を失う苦しい展開。4回に畠山選手・青木選手のタイムリーで3点差に詰め寄るが、6回7回にも失点を重ね、6点差で迎えた最終回、武内選手の2点本塁打などで徐々に点差を縮めると、2死から大引選手のタイムリーでついに同点に追いついた。そして同点のまま延長戦に入り迎えた11回裏、2死から四球とヒットで1、2塁とすると、この試合途中出場の上田選手が3球目を捉えて右中間に運び、4時間30分を越える熱戦に終止符を打った。東京ヤクルトはこの試合の勝利で勝率5割に復帰。混戦の2位争いから抜け出すきっかけとなる一打となった。
上田選手は2014年6月22日対オリックス4回戦でのサヨナラ犠飛以来2度目となるサヨナラ打。
中島選手は、9月1日(土)京セラドーム大阪で行われた対埼玉西武22回戦、7対8と1点差で迎えた無死2、3塁の場面で古巣相手に自身初となるサヨナラ本塁打を放った。
この試合はオリックスが4回終了時点で1対8と大きくリードされる苦しい展開。しかし、5回にロメロ選手に2点本塁打、7回に2打席連続でソロ本塁打、8回にはT-岡田選手に2点本塁打が飛び出し、3本の本塁打で1点差まで詰め寄る。
7対8で迎えた9回裏。埼玉西武の抑えヒース投手を攻めたて、ロメロ選手、吉田正選手の連打で無死2、3塁のチャンスを作ると打席には中島選手が立った。初球をフルスイングで弾き返すと、打球はレフトスタンドへ一直線。自身初となるサヨナラ本塁打は劇的な逆転サヨナラ3点本塁打となった。
中島選手のサヨナラ打は2018年8月12日対千葉ロッテ20回戦以来7度目。