投手部門は、読売ジャイアンツ・山口俊投手が5度目の受賞。
山口投手は、6月は先発としてはリーグ最多の5試合に登板し、リーグトップの4勝(0敗)をマークした。防御率0.77、投球回35、奪三振38もいずれもリーグトップで、防御率も0点台と抜群の投球内容で、文句なしの選出となった。日本生命セ・パ交流戦では、負けたら優勝を逃すというプレッシャーのかかった大一番となった22日の対福岡ソフトバンク2回戦(東京ドーム)での勝利を含め2勝を挙げ、交流戦3位(セ・リーグではトップ)、5月20日以来のリーグ首位浮上に大きく貢献した。
山口投手は3、4月度の受賞に続いて今シーズン2度目の受賞となり、自身2014年6月度、9月度の受賞に次ぐ、2回目の1シーズン2度の受賞となった。
打者部門は、阪神タイガース・糸井嘉男選手が北海道日本ハム在籍時の2012年9月度以来、阪神移籍後では初受賞(パ・リーグで2度、セ・パ通算3度目)。
糸井選手は、3、4月=打率.297、5月=打率.266とは本来の実力をすれば低調気味であったが、6月は21試合に出場し、打率.354、得点圏打率.588といずれもリーグトップで、実力通りの成績を残した。また、安打数もリーグトップと3本差の28安打を記録し、出塁率.457といずれもリーグ2位の好成績。日本生命セ・パ交流戦初戦となった4日の対千葉ロッテ1回戦(ZOZOマリン)での3安打を皮切りに、19日の対東北楽天2回戦(甲子園)、21日の対埼玉西武1回戦(甲子園)では4安打を放ち、交流戦でも両リーグ4位の打率.368をマーク。今年38歳を迎えるプロ16年目のベテランがチームを鼓舞する活躍を見せた。
打者部門での阪神からの受賞は、2016年5月度受賞の原口選手以来。
山口投手 … 未定
糸井選手 … 7月9日(火)阪神対読売(甲子園 18:00)の試合開始前
・セントラル野球連盟より記念盾
・大樹生命保険株式会社より賞金30万円とトロフィー