投手部門は、広島東洋カープ・床田寛樹投手が初受賞。
床田投手は、先発として4試合に登板し、2位タイとなる3勝をマーク。持ち味の“攻める投球”を武器にチームの勝ち頭となる活躍を見せた。特に、9連戦中に迎えた9月21日対読売19回戦(マツダスタジアム)では、125球を投じて自身初となる完封勝利を達成。9月度最多勝の4勝(1敗)を挙げ、安定した投球を披露した中日ドラゴンズ・松葉貴大投手と激しくタイトルを争ったが、完封勝利を筆頭に松葉投手よりも1試合平均で長い投球回を投げた内容が決め手となった。
投手部門での広島東洋からの受賞は、2020年10、11月度の森下暢仁投手以来で、広島東洋の投打ダブル受賞は2006年7月度以来(投手:黒田博樹氏、打者:栗原健太氏)となります。
打者部門は、広島東洋カープ・鈴木誠也選手が7、8月度に続き2カ月連続の受賞。
鈴木選手は、全25試合に出場し、リーグトップとなる打率.381、13本塁打に加え、22打点(リーグ2位)、32安打(リーグ3位タイ)を記録。また、長打率.917、出塁率.500と先月に続いてチームを勝利に導く活躍を見せた。特に9月9日対中日20回戦(マツダスタジアム)では、6試合連続本塁打を放ち、R.ランス氏(1987年)と新井貴浩氏(2005年)に並ぶ球団記録を達成すると、9月30日対阪神(甲子園)では、自己最多となる31号本塁打を放つなど、リーグを代表する四番打者としての存在感を十分に発揮した。
2カ月連続での受賞は、2020年6月度、7、8月度の読売・菅野智之投手以来16人目(セ)となり、広島東洋での2カ月連続受賞は、2011年8月度、9月度の栗原健太氏以来。
床田投手 … 未定
鈴木選手 … 未定
・セントラル野球連盟より記念盾
・大樹生命保険株式会社より賞金30万円とトロフィー