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日本野球機構オフィシャルサイト

2021年 表彰選手

2021年10、11月度「大樹生命月間MVP賞」受賞選手 (パシフィック・リーグ)

セ・リーグ受賞選手

投手部門

山本 由伸 投手 (オリックス・バファローズ)【5度目】
[成績] 4試合 3勝0敗 投球回32 防御率0.84 奪三振32 自責点3

 山本投手は10月度4試合に先発登板し、リーグトップタイの3勝を挙げ、リーグトップの32奪三振、リーグ2位の防御率0.84の成績を残した。
 2日・福岡ソフトバンク戦では2安打8奪三振で完封勝利を挙げると、9日も福岡ソフトバンクを相手に8回を6安打11奪三振と粘りの投球で連勝。16日・北海道日本ハム戦は6回を投げて1点を先制され降板するも、チームが追いつき引き分けとなったため勝ち負けつかず。優勝争いが白熱する中で迎えたチーム最終戦での登板となった25日・東北楽天戦では今季4度目の完封勝利を挙げ、自身の連勝を球団新記録となる15まで伸ばした。若きエースの活躍はチームを25年ぶりにリーグ優勝へ導く大きな原動力となった。
 2021年6月度、7、8月度、9月度に続き、月間MVP賞4連続受賞。4連続受賞は2013年8月度の田中投手(東北楽天、この年5か月連続受賞)以来パ・リーグで2度目。年間4度受賞は同じく2013年の田中投手(東北楽天、年間5度受賞)以来、パ・リーグで2度目。

打者部門

近藤 健介 外野手 (北海道日本ハムファイターズ)【初受賞】
[成績] 23試合 打率.351 27安打 2本塁打 10打点 2盗塁

 近藤選手は10月度23試合に先発出場し、安打(27)、二塁打(9)、塁打(44)、出塁率(.422)でリーグトップ、打率(.351)でリーグ2位の好成績を残した。
 1日・埼玉西武戦で、6回に均衡を破る先制打を放って10月好スタートを切ると、13日・埼玉西武戦まで11試合連続安打の活躍。その後も安打を量産する中で20日・埼玉西武戦では2回に右中間へ先制ソロ本塁打を放ち、プロ10年目で初の2桁本塁打をマーク。最終戦となった30日・千葉ロッテ戦でも本塁打を放つなど抜群の打撃力をみせた。10月は最終的に23試合中20試合で安打を放つ成績を残した。近藤選手の活躍に牽引されたチームは10月度リーグ2位の勝率を残した。
 10年目で初の月間MVP賞受賞。

表彰式日時

山本投手 … 未定
近藤選手 … 未定

賞品

・パシフィック野球連盟より記念盾
・大樹生命保険株式会社より賞金30万円とトロフィー