投手部門は、阪神タイガース・西勇輝投手が2019年9月度以来2度目の受賞。
西勇投手は、先発として4試合に登板し、リーグトップタイの3勝をマーク。防御率0.66はリーグ2位、投球回27.1回はリーグ2位タイと好成績を残した。加えて、登板した全ての試合でクオリティ・スタート(6回以上自責点3以下)を記録した。7月13日対読売14回戦(甲子園)では8回を投げ被安打4、無失点に抑えて勝利を挙げ、29日対東京ヤクルト14回戦(甲子園)では、7回を投げ被安打4、無失点に抑え首位を独走する東京ヤクルトから勝利を収めるなど、エースとしてチームを牽引する活躍を見せた。チームも、月間14勝と勝ち星を重ね、リーグ2位に浮上した。西勇投手は、その原動力の一翼を担った。
投手部門での阪神からの受賞は、2022年5月度受賞のA.ウィルカーソン投手以来。
打者部門は、東京ヤクルトスワローズ・村上宗隆選手が6月度に続き2カ月連続受賞。
村上選手は、月間全20試合にチームの4番打者として先発出場し、リーグトップの8本塁打、長打率.742、出塁率.471に加えて、リーグトップタイの17打点を記録。2年連続両リーグ最速で30号本塁打に到達した。チームは新型コロナウイルス感染拡大により、主力の多くを欠く状況の中でも、4番打者としてチームを牽引する活躍を見せ、首位をキープした。特に、7月31日対阪神16回戦(甲子園)では、自身初となる3打席連続本塁打を放つなど、圧倒的な成績で2カ月連続受賞となった。
2カ月連続での受賞は、2021年7、8月度、9月度の広島東洋・鈴木誠也選手以来17人目(セ)となり、東京ヤクルトでの2カ月連続受賞は、2001年4月度、5月度のR.ペタジーニ氏以来2人目となる。
西勇投手 … 未定
村上選手 …8月16日(火)東京ヤクルト対阪神(神宮 18:00)の試合開始前
・セントラル野球連盟より記念盾
・大樹生命保険株式会社より賞金30万円とトロフィー