水上投手は7月度11試合に登板し、2勝、1セーブ、リーグトップタイの7ホールドの成績を残した。
2日の福岡ソフトバンク戦でホールドを記録。8日の東北楽天戦では、チームが6回に3点を奪われ4対4の同点に追いつかれた直後の7回裏に登板。相手打線を3人で抑え、流れをチームに引き寄せると打線が8回に勝ち越し点を奪い、勝利投手となった。翌9日も3対3の同点で迎えた7回裏に登板すると、無失点で切り抜ける。前日同様に引き寄せた流れで、8回表に一挙3点を奪い2日連続の勝利投手となった。そのあと5試合連続でホールドを記録。29日の福岡ソフトバンク戦では、プロ初セーブも記録した。
育成出身2年目の若獅子の力投は、熾烈な首位争いを繰り広げるチームに勢いを与えた。
プロ2年目で初の月間MVP賞受賞。埼玉西武の育成出身選手が月間MVP賞受賞は初となる。
吉田正選手は7月度チームの全24試合に4番指名打者で出場し、リーグトップの出塁率.454、リーグ2位の20打点、長打率.529、2位タイの28安打、その他打撃部門でもハイレベルな成績を残した。
7月は10試合でマルチ安打を放つなど、安打を量産。四球でも出塁を重ね、出場24試合中21試合で出塁しチームに貢献。
チャンスメイクのみならず、得点圏では勝負強い打撃を見せ、5本の殊勲打(先制打3、同点打2)を放った。頼れる4番打者の活躍で、チームは月間勝率1位を記録。2年連続パ・リーグ制覇へ向け、巻き返しを図るチームに勢いを与えた。
2021年5月以来5度目の受賞。
水上投手 … 8月18日(木)埼玉西武対福岡ソフトバンク(ベルーナドーム 18:00)の試合開始前
吉田正選手 … 未定
・パシフィック野球連盟より記念盾
・大樹生命保険株式会社より賞金30万円とトロフィー