L.モイネロ投手は8月度4試合に先発登板し、リーグ2位タイの3勝をあげた。
6日・千葉ロッテ戦で7回4安打1失点7奪三振の好投を見せ、8月度の初戦を白星で飾ると、13日・埼玉西武戦では初回の犠飛による1失点2安打のみに抑える完璧な投球で自身初の完投勝利をあげた。27日・オリックス戦では6回3安打1失点の好投で、球団の外国人左腕初となる2桁勝利を達成。100ホールド以上を記録した後に、先発での2桁勝利達成はプロ野球史上初の快挙。頼れる助っ人左腕の活躍は、チームを悲願のリーグ優勝奪還に向け、大きく前進させた。
2024年6月度以来2度目の受賞。外国人投手の年間複数回の受賞は2002年5月度、6月度受賞のJ.パウエル(近鉄)以来。
F.レイエス選手は8月度23試合に出場。リーグトップの打率.403、出塁率.429、長打率.779、リーグトップタイの31安打、リーグ2位の8本塁打、リーグ2位タイの23打点を記録するなど、好成績を残した。
出場23試合中、全試合で出塁しながら、11試合で長打を放ち、月間OPSは脅威の1.208に到達。圧巻だったのは、28日・東北楽天戦。第2打席で左翼席へ本塁打を放つと、続く第3打席でも中安打、最終第4打席では、この日2本目となる本塁打を右翼へ突き刺し、3安打2本塁打の大暴れを見せた。また8月最終戦となった31日・埼玉西武戦では、22試合連続安打(故意四球のみの試合を挟む)となる左安打を放ち、2006年にF.セギノール選手が打ち立てた、球団の外国人選手としての連続試合安打記録を更新した。
レイエス選手の活躍もあり、チームは8月度、16勝9敗1分と月間首位の成績を残した。ついに覚醒したカリブの大砲が、6年振りのCS進出を目指すチームを大きく勢いづけた。
来日1年目で初の受賞。
モイネロ投手 … 未定
レイエス選手 … 未定
・パシフィック野球連盟より記念盾
・大樹生命保険株式会社より賞金30万円とトロフィー