モイネロ投手は6月度、4試合に先発登板し、30イニングを投げ、防御率0.90、リーグトップの42奪三振と好成績を残した。
6月度最初の先発登板となった、6月6日・東京ヤクルト戦では、7者連続を含む、8回まで毎回の奪三振ショーを見せ、NPB歴代3位タイ(外国人投手最多)となる18奪三振を記録。勝ち星はつかなかったものの、相手打線を寄せ付けない圧巻の投球を見せた。続く13日・横浜DeNA戦では、9回13奪三振、1失点の快投で今季初の完投勝利。6月度最終登板となった27日・千葉ロッテ戦では、7回1失点で開幕からの連勝を7に伸ばした。モイネロ投手の活躍もあり、チームは日本生命セ・パ交流戦を制覇。頼れる鷹のエース左腕が2年連続のリーグ優勝を目指すチームを大きく勢いづけた。
2024年8月度以来3度目の受賞。外国人投手の3度目受賞は、郭泰源投手(西武)に次ぎ、パ・リーグ史上2人目。(郭泰源投手は1985年4月、88年6月、91年8月、9月の4度受賞)
西川選手は6月度、21試合に先発出場し、リーグトップの打率.357、30安打、16打点、43塁打、得点圏打率.526と好成績を記録した。
6月13日から29日にかけて12試合連続安打を記録。うち11試合で複数安打を放つなど、持ち前のバットコントロールで安打を量産。またリーグトップの得点圏打率.526、16打点を記録するなど、好機で勝負強さを発揮し、打線の中心としてチームの月間勝ち越しに大きく貢献した。
特に印象的だったのは、27日・東北楽天戦。4打数4安打4打点1得点の活躍を見せ、1番打者ながら、チャンスメーカーとポイントゲッターの2つの役割を担い、存在感を示した。
卓越した打撃センスを誇るヒットメーカーが、6月終了時点でチーム打率両リーグトップを誇る猛牛打線をけん引している。
パ・リーグでは移籍2年目で初受賞(広島東洋在籍時の2019年8月度にセ・リーグ月間MVP賞受賞)。セ・パ両リーグでの受賞は22人目。
モイネロ投手 … 未定
西川選手 … 未定
・パシフィック野球連盟より記念盾
・大樹生命保険株式会社より賞金50万円とトロフィー