今井投手は5月度、5試合に先発登板し、リーグトップの投球回37回、奪三振43、リーグトップタイの3勝、リーグ2位の防御率0.97の好成績を残した。
5月3日・北海道日本ハム戦と10日・千葉ロッテ戦で、いずれも7回10奪三振無失点の完璧な投球で白星を挙げると、続く17日・オリックス戦、24日・千葉ロッテ戦では、共に8回1失点と安定感抜群の投球を披露。月間最後の登板となった31日・オリックス戦でも7回2失点の好投をみせ、開幕から10試合連続となるハイクオリティスタート(投球回7回以上、自責点2以下)を達成した。
チームは3、4月度に続き、5月度も勝ち越しを記録。頼れる獅子の剛腕が、2019年以来のリーグ優勝を目指すチームを大きく勢いづけた。
2023年7月度以来2度目の受賞。
ネビン選手は、5月の全24試合に4番打者としてスタメン出場。リーグトップの17打点、リーグトップタイの得点圏打率.444、さらに8本の殊勲打を放つなど勝負強さを発揮し、打線の中核としてチームをけん引した。
特に印象的だったのが、5月10日・千葉ロッテ戦。0対0で迎えた3回裏、一死満塁の場面で打席に立ったネビン選手は、埼玉西武ファンの待つ左翼席へ豪快な先制満塁本塁打を放った。今季第3号は、来日初の満塁本塁打(埼玉西武球団の満塁本塁打は2021年8月22日の中村剛也選手以来、4年ぶり)となり、チームに大きな勢いを与える一打となった。
埼玉西武球団からの外国人選手の受賞は2019年9月度、Z.ニール投手以来6年ぶり、打者では2016年3、4月度のE.メヒア選手以来9年ぶり。投打同時受賞は、2018年9、10月度、多和田真三郎投手、山川穂高選手以来7年ぶりとなる。
今井投手 … 6月27日(金)埼玉西武対北海道日本ハム(ベルーナドーム 18:00)試合開始前
T.ネビン選手 … 6月27日(金)埼玉西武対北海道日本ハム(ベルーナドーム 18:00)試合開始前
・パシフィック野球連盟より記念盾
・大樹生命保険株式会社より賞金50万円とトロフィー