投手部門は、阪神タイガース・村上頌樹投手が2度目の受賞。
村上投手は、5試合に先発登板し、リーグトップタイの3勝(2完封)を挙げ、防御率はリーグ3位ではあるが、0.69と抜群の安定感であった。5月2日・東京ヤクルト5回戦では散発5安打、3塁すら踏ませない圧巻の投球で今シーズン初完封。続く10日・中日6回戦でも2試合連続となる完封勝利を挙げた。16日は7回2失点、23日は7回無失点と勝ち負けは付かずも好投し、30日・広島東洋10回戦では7回3安打1失点で5月度無傷の3勝目を挙げた。5月終了時点でリーグトップの7勝とハイペースで勝ち星を重ねる右腕の活躍で、チームは首位で日本生命セ・パ交流戦へ突入することとなった。
投手部門での阪神からの受賞は、2023年5月度受賞の大竹耕太郎投手以来となる。
打者部門は、横浜DeNAベイスターズ・牧秀悟選手が4度目の受賞。
牧選手は、全24試合に出場し、リーグトップの打率.343、34安打、19得点、本塁打7、リーグ2位の19打点を記録するなど抜群の打撃成績でチームをけん引。5月1日・東京ヤクルト4回戦では延長10回表に決勝点となる3点本塁打を放ち、好スタートを切ると、5月は殊勲安打9本を記録したが、うち7本が先制打と序盤の効果的な一打であった。31日・東京ヤクルト9回戦では先制適時打に加え、8回には勝利を決定づける本塁打を放つなど、好調の5月を14試合連続安打で締めくくり、5月度月間首位のチームの躍進に大きく貢献した。
打者部門での横浜DeNAからの受賞は、昨年7月度受賞の佐野恵太選手以来となる。
村上投手 … 未定
牧選手 … 6月20日(金)横浜DeNA対千葉ロッテ(横浜 18:00)の試合開始前
・セントラル野球連盟より記念盾
・大樹生命保険株式会社より賞金50万円とトロフィー