有原投手は7月度、4試合に先発登板し、30イニングを投げ、防御率1.50、リーグトップの4勝をあげる好成績を残した。
7月度最初の先発登板となった、7月1日・北海道日本ハム11回戦では、9回107球11奪三振で今季初の完封勝利。1対0の息詰まる投手戦を制すると同時に、NPB史上22人目の「12球団勝利」の快挙も達成した。以降の3登板(8日・オリックス10回戦、15日・千葉ロッテ12回戦、26日・オリックス13回戦)においても持ち前の粘り強く安定した投球を続け、いずれも7回以上を投げ、自責点を2以下に抑えるハイクオリティースタートを達成。月間負け無しの4勝を記録し、自身の連勝を6に伸ばした。有原投手の活躍もあり、チームは7月度17勝5敗1分と大きく勝ち越し。安定感抜群のエースの投球が連覇を狙うチームを支えた。
2024年7月度以来5度目の受賞。
レイエス選手は7月度、21試合に出場し、リーグトップの6本塁打、19打点、長打率.595を記録。出場21試合のうち16試合で安打(うち3試合で猛打賞を記録)、9試合で打点、6試合で殊勲打を挙げるなど月間を通して好成績を収めた。
リーグトップの6本塁打を記録したレイエス選手だが、中でも印象的だったのが月間2本の満塁本塁打。7月6日・東北楽天14回戦では4点を追う2回裏、チームメイトの4連打により2点を返した後、一死満塁のチャンスで打席に入ると、バックスクリーンへ逆転満塁本塁打を放ち、一振りで試合をひっくり返した。さらに9日・千葉ロッテ戦12回戦では、初回、無死満塁の場面で右翼席へ飛び込む満塁本塁打を記録。この一発を口火にチームは17安打、13得点と大量得点で勝利を飾った。持ち前の長打力と勝負強さで打線を支えるレイエス選手の活躍が、首位争いを繰り広げるチームを大きく勢いづけた。
2024年8月度以来2度目の受賞。
有原投手 … 未定
レイエス選手 … 未定
・パシフィック野球連盟より記念盾
・大樹生命保険株式会社より賞金50万円とトロフィー