上沢投手は8月度、4試合に先発登板。防御率1.73、リーグトップの4勝をあげる好成績を残した。
8月度最初の先発登板となった、8月1日・東北楽天15回戦で、7回1失点の好投をみせ勝利となると、続く13日・埼玉西武19回戦でも白星を飾った。更に20日・埼玉西武22回戦で、7回12奪三振2失点の奪三振ショーを披露し、勝ち投手となると、29日・千葉ロッテ21回戦では、6回1失点の好投で月間負け無しの4連勝を記録。またこの勝利で、自身4年ぶり3度目、球団では今季4人目となる二桁勝利を達成した。(同シーズンに4人の投手が二桁勝利を達成したのは、球団では05年以来、20年ぶりの快挙)
鷹が誇る、強力先発ローテーションの一角として、2年連続のリーグ優勝を目指すチームに欠かせない存在となっている。
2022年5月度以来2度目の受賞。
牧原大選手は、8月の全24試合に先発出場。リーグトップの37安打、リーグ2位の打率.385、リーグ3位の18打点を記録するなど好成績を残した。
出場24試合のうち21試合で安打(うち13試合で複数安打)、さらに8月10日から30日にかけては自己最長タイとなる16試合連続安打を記録するなど、卓越した打撃技術を披露した。また、月間6本の殊勲打(先制打2、同点打2、勝ち越し打1、サヨナラ打1)を放つなど、ここぞの場面で一打を放つ勝負強さも際立った。特に印象的だったのは、8月17日・千葉ロッテ20回戦。0対0で迎えた9回裏、一死一、三塁の場面で一塁線を破るサヨナラ打を放ち、劇的な勝利に大きく貢献した。
牧原大選手の活躍もあり、チームは8月度15勝9敗と勝ち越し。規定未到達ながら、ここまで3割超えの打率を誇る鷹のバットマンが、パ・リーグ連覇を目指すチームに勢いをもたらしている。
プロ15年目で初の受賞。福岡ソフトバンクからの投打同時受賞は24年6月度の投手・L.モイネロ選手、打者・近藤健介選手以来となる。
上沢投手 … 未定
牧原大選手 … 未定
・パシフィック野球連盟より記念盾
・大樹生命保険株式会社より賞金50万円とトロフィー