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日本野球機構オフィシャルサイト

2025年 表彰選手

2025年7月度「スカパー!サヨナラ賞」受賞選手

 セントラル、パシフィック両リーグが制定する月間「スカパー!サヨナラ賞」(協賛:スカパーJSAT株式会社)の7月度受賞選手が決定いたしました。

 受賞選手には、スカパーJSAT株式会社より賞金30万円とトロフィーが贈られます。

セントラル・リーグ受賞選手
赤羽 由紘 (東京ヤクルトスワローズ)
【初受賞】

 赤羽選手は、7月21日(月・祝)神宮で行われた対広島東洋13回戦、4対6で迎えた9回裏、二死一、三塁の場面で、レフトポール直撃の劇的な逆転サヨナラ3点本塁打を放った。
 東京ヤクルトは初回に先制を許し、その後も追加点を奪われ試合は5回終了時点で1対5と苦しい展開。6回表にも1点を追加されたが、その裏に山田選手が球団記録に並ぶ通算304号の2点本塁打で反撃開始。7回にも1点を返し、4対6で迎えた9回裏、窮地に立たされた東京ヤクルト打線は、二死一、三塁のチャンスを作ると、この試合ここまで2安打の赤羽選手に打席が回る。広島東洋・ハーン投手が投じた初球の変化球を捉えた打球は、レフトポールを直撃する劇的な逆転サヨナラ3点本塁打となった。赤羽選手のプロ初となるサヨナラ本塁打は、チームを今季初の4連勝に導き、チームは苦しい戦いが続いた前半戦ではあったものの、後半戦での巻き返しに向けて最高の結果で締めくくる形となった。

パシフィック・リーグ受賞選手
中川 圭太 (オリックス・バファローズ)
【初受賞】

 中川選手は、7月16日(水)京セラD大阪で行われた対東北楽天13回戦、0対0の同点で迎えた9回裏、二死走者なしの場面で、左翼席へ劇的なサヨナラ本塁打を放った。
 この試合、オリックスの先発・田嶋投手、東北楽天の先発・藤井投手ともに粘り強い投球を見せ、息詰まる投手戦となった。8回裏、先頭の若月選手が二塁打で出塁し、続く廣岡選手の犠打で一死三塁と先制のチャンスを作るも、後続が倒れ得点を奪えず試合は0対0のまま9回へと突入した。9回表のマウンドにも田嶋投手が上がり、安打を許しながらも無失点で切り抜け、打線に勝利を託した。迎えた9回裏、東北楽天のマウンドには守護神の則本投手。簡単に二死と追い込まれ、打席にはこの試合マルチ安打を記録している中川選手を迎える。フルカウントからの6球目を振りぬくと、打球は一直線に左翼席に飛び込み、自身初となるサヨナラ本塁打となった。勝負強い打撃でチームを支える中川選手の劇的な一振りで、投手戦に終止符を打ち、チームを今シーズン7度目のサヨナラ勝利へ導いた。