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NPBニュース

2016年を迎えて

 新年明けましておめでとうございます。

 今年、日本野球機構の前身となる日本職業野球連盟の創立から80周年を迎えます。最初のペナントレースがはじまったのも、80年前のことです。ファンの皆様の長きにわたる温かいご声援のおかげで、歴史を積み重ねることができました。心より感謝申し上げます。

 昨年は、過去に8人しか成し得なかったトリプルスリーの記録を2人同時に達成しました。新語流行語大賞では「トリプルスリー」が年間大賞を受賞し、プロ野球が明るい話題になったことを実感しました。また、長年にわたり多大な貢献をされた選手が、多く引退された年でもありました。球史は、若い力やベテランの活躍の繰り返しによって刻まれます。今年、新たなヒーローが現れるのか、熟練の技に魅了されるのか、ファンの皆様も期待されて、見届けてください。

 さて、この8月には、2020年東京オリンピック・パラリンピックの追加種目がIOC総会で正式決定されます。東京五輪組織委員会がIOCへ提案する追加種目を決定した際、野球について「日本の国民的スポーツ」とありました。大変光栄であり、また責任のともなう言葉でもありました。
 そのようななか、昨年、野球協約違反により、多くのファンや関係者の皆様に大変なご迷惑をお掛けいたしました。国民的スポーツである野球界をけん引する「プロ野球」という立場を改めて見つめ、二度とこのようなことを起こさないよう、プロ野球界全体で一致結束して再発防止に努めてまいります。今後とも皆様に心から応援いただけるプロ野球となるよう、選手、関係者一同、より一層尽力する所存です。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

一般社団法人日本野球機構会長
日本プロフェッショナル野球組織コミッショナー
熊﨑勝彦