沼津市の小学校で「ベース・ウォール」贈呈式を開催
日本野球機構(NPB)が小学校や地域の公園に「壁当て遊び用の壁(ベース・ウォール)」を寄贈する事業「NPB 未来の侍プロジェクト」のベース・ウォール贈呈式が7月21日、静岡県沼津市の沼津市立大岡小学校で行われました。ベース・ウォールは12球団の本拠地に1基ずつ設置された後、福島県郡山市、愛媛県松山市に続いて15基目。
この事業は低年齢層の児童を中心に実際にボールを投げて、壁に当たって跳ね返ったボールを捕ることなどにより野球への関心を育むことなどを目的として、2014年度より始まったプロジェクト。この日は前日からの雨の影響で校庭での開催が危ぶまれましたが、贈呈式が始まるまでに晴れ上がり、グラウンドに児童たちが元気に顔をそろえました。
除幕式の後、大岡小の中川恵校長からNPBに感謝の言葉が贈られました。その後1年生から6年生まで各学年3人ずつの代表が始球式を行い、続いて多数の希望者が参加して沼津野球連盟の方々に投げ方を教えてもらいながら、実際に投げることの楽しさを体験しました。放課後も、子供たちがベース・ウォールで熱心に遊ぶ姿が見られるなど、非常に喜ばれていました。