長野県の小学校で「ベース・ウォール」贈呈式を開催
日本野球機構が小学校や地域の公園に「壁当て遊び用の壁(ベース・ウォール)」を寄贈する事業「NPB 未来の侍プロジェクト」のベース・ウォール完成セレモニー兼贈呈式が10月5日、長野県中野市の中野小学校で行われました。
この事業は、低年齢層の児童を中心に野球への関心や楽しさを体験するきっかけを増やすことを目的として、2014年度より始まったプロジェクト。この日のセレモニーには中野小学校の800人を超える全児童が参加し、中野市の池田茂市長や信濃グランセローズの3選手も駆けつけるなど盛大に行われました。
中野市の池田市長は「このベース・ウォールを利用して将来、中野市から侍ジャパンの選手が誕生することを期待しています」とあいさつ。児童を代表して6年生の大竹悠斗くんは「このベース・ウォールを使用してスポーツを楽しみたい」と感謝の言葉を口にしました。
その後、児童代表6名による始球式が行われ、セレモニーの後には児童たちが実際にベース・ウォールにボールを当てて歓声を上げるなど、早速、楽しんでいました。
現在、ベース・ウォールは25都道府県に26基完成。将来的には47都道府県に1基ずつの設置を目指しています。