佐賀県の小学校で「ベース・ウォール」贈呈式を開催
日本野球機構が小学校や地域の公園に「壁当て遊び用の壁(ベース・ウォール)」を寄贈する事業「NPB 未来の侍プロジェクト」のベース・ウォール完成セレモニー兼贈呈式が11月6日、佐賀県伊万里市の山代東小学校で行われました。
この事業は、低年齢層の児童を中心に野球への関心や楽しさを体験するきっかけを増やすことを目的として、2014年度より始まったプロジェクト。この日のセレモニーには「ふれあいサンデー」の開催と重なり、山代東小学校の約180人の全児童が参加し、伊万里市の塚部芳和市長や児童の父兄も式典に駆けつけるなど盛大に行われました。
山代東小学校の木寺仁史校長先生は「このベース・ウォールがあれば一人でもキャッチボールの練習ができます。子供たちだけではなく地域の方々にも活用していただき将来の侍ジャパンの選手を目指してほしい」とあいさつ。来賓を代表して塚部市長は「素晴らしいビッグなプレゼント。小さな時からスポーツに親しむことが大切でそのための環境作りは大人の役割。本当にいいものをいただきました」と大変喜ばれていました。児童を代表して始球式には6年生の髙木優作くん、古川舜くん、川久保広樹くん、前田陽向くんが参加。「緊張してストライクが入らなかったけど、これからこのベース・ウォールを使ってストライクが入るように練習したい」と笑顔で話していました。
贈呈式の後には全児童がベース・ウォール前で記念撮影を行うなど大変喜ばれていました。
現在、ベース・ウォールは25都道府県に26基完成。将来的には47都道府県に1基ずつの設置を目指しています。