福井市、桐生市で「ベースボール型」授業研究会を開催
日本野球機構は5月17日に福井県福井市(主催:福井県教育委員会)、25日に群馬県桐生市(主催:桐生市教育委員会、桐生市教育会、桐生市小学校体育研究会)で「教員のための『ベースボール型』授業研究会」を開催しました。
授業研究会には福井市43名、桐生市48名の小・中学校教諭が参加。福井県会場の講師は三木安司氏(ドラゴンズベースボールアカデミー 事務局長)、桐生市では武藤一邦(元ロッテオリオンズ選手、現千葉ロッテマリーンズ・アカデミーヘッドコーチ)、倉俣徹(ジャイアンツアカデミー校長)の両氏が務めました。
研究会では、最初に講師から擬音語・擬態語を用いた「捕る」「投げる」「打つ」の基本技術の指導方法が紹介され、続いて参加者全員が「ベースボール型」ゲームを実際に体験。楽しそうにプレーする先生方の声が会場の体育館の中に響き渡りました。「ベースボール型」の授業は「運動量が少ない」と指摘されることもあります。今回の研究会で運動量を確保できる「キャッチ&ラン・ゲーム」を体験し、課題解消のヒントを得た先生は、「授業で使える多くの引き出し得ることができました」と収穫を口にされていました。
また、研究会を終えた受講者からは、「自分がソフトボール経験者なので『取れない』『投げられない』子どもの気持ちが分からず、どう指導してよいか悩んでいた。できない子どもへの教え方が分かってよかった」。「投げ方、捕り方のポイントを教えていただき、短時間で(自分自身が)少し上達した気持ちになり、大変参考になりました」との声もいただきました。
日本野球機構は、今年も日本各地において小・中学校教諭の皆様へ「ベースボール型授業」の進め方、ボールの投げ方(遠投のコツ)や簡易化したベースボール型ゲーム各種の紹介などを通し、学校体育授業の一助となれるよう活動してまいります。「ベースボール型」授業研究会開催のご要望・ご質問等ございましたらお気軽に下記連絡先までお問合せください。