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NPBニュース

2023年を迎えて

 謹んで新春のお慶びを申し上げます。

 昨年12月にコミッショナーに就任いたしました。責任の重さに身の引き締まる思いですが、ファンの皆様のご期待に応えるべく微力ながら全力を尽くしてまいります。何卒よろしくお願い申し上げます。

 昨年も新型コロナウイルス感染症対策に追われながらのシーズンでしたが、3年ぶりに開幕から日本シリーズまで入場者数の制限を設けずファンの皆様を球場にお迎えすることができました。過去最高の公式戦入場者数を記録した2019年には及ばなかったものの、2021年より1300万人以上多い2100万人を超えるお客様に球場へ足を運んでいただきました。感染リスク低減のための新しい応援スタイルや観戦ルールの順守にご理解とご協力をいただき感謝申し上げます。また、テレビやインターネット等を通じてご観戦くださった全国のファンの皆様の温かいご声援も我々にとって大きな励みになりました。この場をお借りして心より御礼を申し上げます。

 昨シーズンを振り返りますと、オリックス・バファローズと東京ヤクルトスワローズがともにリーグ連覇を果たし、その後の日本シリーズも2年連続でこの両チームの対戦となりました。第7戦までもつれ込んだ息詰まる攻防は皆様の記憶に新しいところだと思います。一方、千葉ロッテマリーンズ 佐々木朗希投手の完全試合達成や、東京ヤクルトスワローズ 村上宗隆選手の日本選手のシーズン最多本塁打記録更新や史上最年少三冠王の達成など、個々の選手の素晴らしい活躍が目立ったシーズンでもありました。

 2023年のペナントレースも昨年以上に目の離せない熱戦が繰り広げられることでしょう。新たなヒーローの誕生や球史に残る記録達成、熟練の技など見どころは尽きません。ファンの皆様、どうぞご期待ください。

 今年は開幕に先立ち「第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」が開催されます。栗山英樹監督率いる侍ジャパンは最強メンバーを編成し、「世界一奪還」を目指しチーム一丸となって戦いますので、皆様の応援で選手たちを後押ししていただければ幸いです。そして、悲願を成し遂げ、弾みをつけて今シーズンの開幕を迎えたいと願っております。

 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

一般社団法人日本野球機構会長
日本プロフェッショナル野球組織コミッショナー
榊󠄀原定征