• セントラル・リーグ
  • 読売ジャイアンツ
  • 阪神タイガース
  • 横浜DeNAベイスターズ
  • 広島東洋カープ
  • 東京ヤクルトスワローズ
  • 中日ドラゴンズ
  • パシフィック・リーグ
  • 福岡ソフトバンクホークス
  • 北海道日本ハムファイターズ
  • 千葉ロッテマリーンズ
  • 東北楽天ゴールデンイーグルス
  • オリックス・バファローズ
  • 埼玉西武ライオンズ
  • 侍ジャパン

日本野球機構オフィシャルサイト

SMBC日本シリーズ2014

デイリーリポート

第1戦

SMBC日本シリーズ2014が開幕。第1戦は阪神打線の猛攻で大勝

 90周年を迎えた阪神甲子園球場。その記念の地でSMBC日本シリーズ2014は開幕した。

 先発した阪神・メッセンジャーと福岡ソフトバンク・スタンリッジの緊迫した投手戦となった立ち上がり。均衡を破ったのは阪神だった。

 4回、先頭の上本博紀が初球をたたき中前打で出塁すると、一死二塁のチャンスで四番・ゴメス。初球をとらえるとレフトオーバーの適時二塁打で先制した。

 追加点が欲しい阪神は続く5回、大和の左前打と一番・西岡剛、三番・鳥谷敬の四球から二死満塁のチャンスを作る。するとゴメスが2打席連続となる適時打で2点を追加し福岡ソフトバンクを突き放す。勢いづいた猛虎打線は続く五番・マートンがセンター越えの2点適時打でリードを5点とするとスタンリッジをマウンドから引きずり落とした。攻撃の手を緩めない阪神はベテラン・福留が変わったばかりの森福を追い込む。ファウルで粘った9球目、打球が左中間を抜け6点目を奪った。

 追いつきたい福岡ソフトバンクは6回、代打・松中信彦、柳田悠岐の連打などで一死満塁とし四番・李大浩が犠飛で1点を返す。その後、松田宣浩が四球を選び再び満塁とするもチャンスを生かすことはできなかった。7回にも柳田の適時打で1点を追加するも反撃はここまで。

 試合後秋山幸二監督は「いい投手が投げるとそんなにチャンスはない。(スタンリッジは)5回だな。(無死一塁でメッセンジャーに)簡単にバントをさせすぎた。明日、明日、一つ一つ」と次戦へ気持ちを切り替えた。

 対する和田豊監督は「(先発の)メッセンジャーが点を取られるまで粘り強いピッチングをしてくれた。ゴメスも本当に四番の仕事をしてくれた。いいゲームができた」と選手をたたえた。チャンスをきっちりと得点に結びつけた阪神打線の勝利であった。

SMBC日本シリーズ 第1戦

2014年10月25日(土)
甲子園 ◇開始 18:17 (3時間26分) ◇入場者 45,293

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
福岡ソフトバンク 0 0 0 0 0 1 1 0 0 2 6 0
阪 神 0 0 0 1 5 0 0 0 X 6 9 1
バッテリー
[ソ] ●スタンリッジ(0-1)、森福、岩嵜、岡島、森 - 細川
[神] ○メッセンジャー(1-0)、福原、呉昇桓 - 藤井