5月20日、世界野球ソフトボール連盟(WBSC)リカルド・フラッカーリ会長と韓国野球委員会(KBO)金寅植技術員(元韓国代表チーム監督)はソウルで記者会見を行い、11月に日本と台湾で開催される第1回WBSC プレミア12のオープニング・ラウンド(1次ラウンド)のグループ分けと開幕カードを発表しました。
WBSC プレミア12は2014年終了時におけるWBSC世界野球ランキング上位12チームが参加する大会で、11月8日から21日までの期間で行われます。1次ラウンドは2グループ各6チームに分かれて総当たりで対戦、各グループ上位4チームがトーナメント方式の準々決勝に進出します。
チャイニーズタイペイ(4位)、キューバ(3位)、オランダ(5位)、カナダ(7位)、プエルトリコ(9位)、イタリア(11位)
日本(1位)、米国(2位)、ドミニカ共和国(6位)、韓国(8位)、ベネズエラ(10位)、メキシコ(12位)
※( )内はWBSC世界野球ランキング
11月8日(日)の開幕戦では日本と韓国が札幌ドームで対戦。その他の1次リーグ各試合と準々決勝は台湾で行われ、11月9日(月)のチャイニーズタイペイ対オランダ戦(台中インターコンチネンタル球場)がグループAの開幕カードとなります。
準決勝と決勝は舞台を再び日本に移し、東京ドームで行われます。
WBSC プレミア12は、野球・ソフトボールが2020年東京オリンピックでの競技復活を目指しているこの時期において、選手が国の威信をかけて戦い、競技の世界的普及推進と面白さを伝える事のできる、新たな重要な大会となります。