2015年11月に初めて開催される「WBSC プレミア12」への出場権は、2014年終了時における「WBSC世界野球ランキング」上位12カ国(日本は1位)に付与されますが、「WBSC世界野球ランキング」はトップチームだけでなくアンダー世代の大会結果までがポイント対象になっていることが特徴的です。
※WBSC(World Baseball Softball Confederation):世界野球ソフトボール連盟
日本のポイント785.18点の内訳について、トップチームの獲得ポイント(290点)は全体の36.9%に過ぎす、「WBSC プレミア12」はトップチームの強さだけでなく、アンダー世代までを含めた「国全体の野球力(野球国力)」上位12カ国が出場する大会であると言えます。
日本はトップチームだけでなく全ての世代がコンスタントに好成績を収めた結果、「野球国力1位」として出場権を獲得しました。今回出場する侍ジャパントップチームは、「野球国力1位」の誇りを胸に、アンダー世代までも含めた「日本野球」を代表して優勝・世界一を目指します。
年 | 世代 | 大会名 | 順位 (または勝敗) | 基礎点 | 係数 | ポイント |
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2011 | 社会人 | 第39回IBAFワールドカップ | 予選リーグ敗退 | 5.67 | 4.0 | 22.68 |
2011 | 15U ※ | 第15回AA世界野球選手権大会 | 3位 | 30 | 1.0 | 30 |
2012 | 18U | 第25回IBAF18Uワールドカップ | 6位 | 11.5 | 2.0 | 23 |
2012 | トップ | 侍ジャパンマッチ2012(キューバ代表戦) | 2勝 | 25×2試合 | 1.0 | 50 |
2012 | 社会人 | 第26回アジア野球選手権大会 | 優勝 | 50 | 1.0 | 50 |
2013 | トップ | 第3回ワールド・ベースボール・クラシック | ベスト4 | 30 | 6.0 | 180 |
2013 | 12U | 第2回IBAF12Uワールドカップ | 3位 | 30 | 1.0 | 30 |
2013 | 18U | 第26回IBAF18Uワールドカップ | 準優勝 | 40 | 2.0 | 80 |
2013 | トップ | 2013 BASEBALL CHALLENGE | 3勝 | 20×3試合 | 1.0 | 60 |
2013 | 大学 | 第39回日米大学野球選手権大会 | 3勝 | 20×3試合 | 1.0 | 60 |
2013 | 社会人 | 第6回東アジア競技大会 | 優勝 | 50 | 0.75 | 37.5 |
2014 | 21U | 第1回IBAF21Uワールドカップ | 準優勝 | 40 | 2.0 | 80 |
2014 | 15U | 第2回IBAF15Uワールドカップ | 7位 | 12 | 1.0 | 12 |
2014 | 大学 | 第27回ハーレムベースボールウィーク | 準優勝 | 40 | 1.0 | 40 |
2014 | 社会人 | 第17回アジア競技大会 | 3位 | 30 | 1.0 | 30 |
合計 | 785.18 |
※第15回AA世界野球選手権大会は16歳以下に出場資格
直近4年間のWBSC主催または公認大会(年代別大会も含む)の成績を集計して、各大会の終了ごとに更新。ポイント算出方法は、各大会の1位が50点、2位が40点、3位が30点などと基礎点を与え、大会の規模やレベルに応じて0.25~6倍の係数をかけます。
国際試合については、対戦相手の前年度ランクによって勝利した際に得られるポイントが変動します。
順位 | チーム | ポイント |
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1 | 日本 | 785.18 |
2 | 米国 | 766.02 |
3 | キューバ | 662.98 |
4 | チャイニーズタイペイ | 605.48 |
5 | オランダ | 433.50 |
6 | ドミニカ共和国 | 379.18 |
7 | カナダ | 352.52 |
8 | 韓国 | 340.90 |
9 | プエルトリコ | 291.50 |
10 | ベネズエラ | 269.00 |
11 | イタリア | 196.18 |
12 | メキシコ | 136.78 |
13 | パナマ | 132.92 |
14 | オーストラリア | 127.82 |
15 | ブラジル | 116.61 |
2009年終了時 | 3位 |
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2010年終了時 | 4位 |
2011年終了時 | 4位 |
2012年終了時 | 3位 |
2013年終了時 | 2位 |
2014年終了時 | 1位 |