WBC準決勝第2試合は22日(日本時間23日)、ロサンゼルスのドジャースタジアムで行われ、日本は米国を9-4で下し、連覇へ王手をかけました。
日本は、先発の松坂大輔投手が初回、いきなり先頭打者に本塁打を浴び先制されると、同点に追いついた直後の3回にも連打でリードを許すなど、苦しい立ち上がりとなりました。
しかし1-2で迎えた4回、無死一、二塁で福留孝介選手の放った強いゴロが敵失となって同点とすると、城島健司選手の犠牲フライで勝ち越し、 さらに岩村明憲選手、川崎宗則選手、中島裕之選手にタイムリーが出て、一挙5点を奪い逆転しました。 2点差に迫られた8回には、イチロー選手のタイムリーなどで3点を挙げ突き放しました。
松坂投手は粘りの投球で4回2/3を2失点でまとめると、杉内俊哉投手、田中将大投手ら救援陣も踏ん張り、最後はダルビッシュ有投手が9回から登板して締めました。
これで2大会連続で決勝へと駒を進めた日本は、23日午後6時半(同24日午前10時半)から韓国と対戦、連覇を目指します。
2009年3月22日(日)
Dodger Stadium ◇開始 17:09 (3時間15分) ◇入場者 43,630
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
米 国 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 4 |
日 本 | 0 | 1 | 0 | 5 | 0 | 0 | 0 | 3 | X | 9 |
[米] | ●Oswalt(1-1)、Grabow、Howell、Thornton、Hanrahan、Shields - McCann |
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[日] | ○松坂(3-0)、杉内、田中、馬原、ダルビッシュ - 城島 |
[米] | Roberts 1号(1回1点 松坂) |
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