投手部門は、東京ヤクルトスワローズ・デービッド・ブキャナン投手が初受賞。
ブキャナン投手は、先発として5試合に登板し3勝(リーグトップタイ)をマーク、防御率1.64(リーグトップ)、自責点6と安定した成績を残した。登板した全試合で、投球回6回以上、自責点2点以内と先発としての役割を十分に果たし、特に18日の対中日20回戦(神宮)では、8回を4安打無失点と圧巻の投球を披露した。また、自身に勝敗は付かなかったものの、12日の対横浜DeNA19回戦(神宮)では6回を2失点、31日の対中日22回戦(ナゴヤドーム)では7回2失点で粘り強い投球により試合を作った結果、先発した全試合でチームの勝利に貢献した。
投手部門での東京ヤクルトからの受賞は、2018年6月度の小川投手以来。
打者部門は、広島東洋カープ・西川龍馬選手が初受賞。
西川選手は、全27試合に1番打者として出場し、リーグトップの42安打と22得点を記録。22試合で安打を放ち(マルチ安打13度・うち猛打賞5度)、リーグ2位の打率.365、リーグ4位の出塁率.421の安定した成績を残した。月間42安打は、水谷実雄氏(1978年)・嶋重宣氏(2004年)と並ぶ球団タイ記録であり、今シーズンは27試合連続安打(球団2位)や球団新記録の月間4本の先頭打者本塁打をマークするなど、通算打率.305、14本塁打(8月末時点)と好調を維持している。後半戦から斬りこみ隊長に任命され、天性の打撃で今後もチームを牽引していく。
打者部門での広島東洋からの受賞は、2017年9、10月度受賞の松山選手以来。
ブキャナン投手…9月21日(土)東京ヤクルト対中日(神宮 18:00)の試合開始前
西川選手…9月16日(月・祝)広島東洋対東京ヤクルト(マツダスタジアム 14:00)の試合開始前
・セントラル野球連盟より記念盾
・大樹生命保険株式会社より賞金30万円とトロフィー