球団独自に行っている活動内容の抜粋です。この他にも随時、温暖化防止活動を球団別に展開していく予定です。
読売ジャイアンツ
- 2008年キャンプから紅白戦のイニング交代時間を短縮するために、タイム表示をして選手の攻守交替の迅速化を促し、試合時間短縮を図り照明時間短縮の努力を開始した。
- 球団事務所では不要な紙のメモ用紙への再利用、球団関係者へは車のアイドリングストップ・急発進をしない・シャワー時間の短縮・球団施設の冷暖房使用制限等。
中日ドラゴンズ
- ドームのビジョンを使い、資源節約の啓蒙と洞爺湖サミットに合わせて、キャラクターによる地球環境保護の呼びかけ。
- 植栽への散水やトイレ洗浄に雨水を再利用している。
- ドーム内の冷暖房をこまめにコントロールしている。
- 名古屋市が実施しているゴミの分別収集を球団事務所、ドームでも徹底。
阪神タイガース
- 球団事務所等不要なエリアの消灯の励行、冷房・暖房の上限下限温度の設定と励行、使用量の把握と従業員へのフィードバックを行い電力使用量の削減に努めている。
- 印刷プレビューで確認後の出力の励行、電子メール・イントラネットの有効活用、在庫管理の徹底による使用量の把握と従業員へのフィードバックによりコピー用紙の使用量対前年3%削減に努めている。
- 環境問題の啓発活動として、昨年の開催試合で企業協賛のノベルティー(うちわ)に啓発文「冷房の温度は控えめに」を掲載して来場者に配布した。
- 現在甲子園球場ではトイレ、グラウンド散水等は井戸水を利用している。また、2009年度より雨水も併用する。(予定)
横浜ベイスターズ
- 横浜市環境局とタイアップし「地球温暖化防止キャンペーン」を実施する。(協議中)
- ※試合開催日に、市民・子供たちが横断幕を使って観客に呼びかける。
- ※カラービジョンを使い選手から呼びかける。
- ※横浜市環境局主催のイベントに球団マスコット「ホッシー」と球団専属チアチーム「DIANA」を派遣する。
- アイドリングストップを球場と連携して呼びかけている。
- 球団・球場事務所で冷暖房の使用制限を行っている。
- 球団バスに低公害ディーゼル車を導入した。
- エコバックを製作し激励会等で来場者に配布・呼びかける。
- 折れたバットの再利用。(「かっと箸」)
広島東洋カープ
- 移動、季節などを考慮し、可能な試合日はデーゲームでも実施できるよう検討。デーゲーム数は、今シーズン20試合で実施(昨シーズンも20試合)照明使用の削減に努める。
- 広島市のノーマイカーデー推進プログラムに企業として参加。
- 「省エネ呼びかけ」「環境の日」等、行政プログラムを積極的に球場でPR。
- エコバックの利用推進(キャラクター商品の充実、観戦セット商品として取り入れ)。
- 「球場へ歩いて行こうキャンペーン」「緑化キャンペーン」等、テレビ局と共同でキャンペーンを実施。
- 選手のマイカー来場の自粛。
- 選手似顔絵入りビールコップを場内で使用。持ち帰り再利用を推進。
東京ヤクルトスワローズ
- 試合時間短縮を監督方針として打ち出し、監督・コーチ・選手全員に徹底し照明使用時間を短縮しCO2削減を目指す。(目標は3時間以内)
- クラブハウスの食堂では、バットの不適格材で作ったお箸を使用し、割り箸は極力使用しないようにしている。
- クラブハウスにおいて、分別収集用ゴミ箱を用意し、分別収集を徹底している。
- 事務所内では、コピー用紙の再利用および紙の分別を行っている。
- 球団事務所等不要なエリアの消灯の励行、冷房・暖房の上限下限温度の設定を励行し電力使用量の削減に努めている。
北海道日本ハムファイターズ
- 昨年、数試合で来場者を対象にエコバックを配布しレジ袋削減を呼掛けた。
- 球団でバイオディーゼル車2台保有。(トラック1台・ワゴン車1台)
- 2008年3月9日(日)のオープン戦を「みんなで止めよう温暖化 1人1日1kg CO2削減デー」として実施。(下記、主な内容)
- ※札幌ドーム内設定温度を通常より2℃下げること(22℃→20℃)や札幌ドーム内空調機材を通常の稼働台数より減らすことでCO2削減に貢献した。
上記の取り組みにより、約2tのCO2が削減に貢献でき、それは杉の木に換算し、約136本に相当。(杉の木が年間に吸収するCO2を基に換算。)
- ※試合前にファイターズを代表して森本稀哲選手が地球温暖化防止「チャレンジ宣言」を宣誓し、ファイターズに関わる皆様へ地球温暖化防止の協力を呼びかけた。
- 札幌ドームと協力し、主催試合時に出たゴミをボランティアスタッフの協力のもと、分別して再資源化に取り組んでいる。また場内ビジョン、アナウンスでの告知も実施中。
千葉ロッテマリーンズ
- 昨年夏、企業とタイアップし来場者に対し「地球温暖化防止大作戦ショー」と題し、温暖化防止のアクションをPR。
- 2008年度は、球団・球場施設の冷暖房使用制限やマイカップの推奨を実施予定。
- デーゲーム数を昨年の23試合から25試合に増設。照明使用の削減に努める。
福岡ソフトバンクホークス
- 2008年キャンプでは、監督・コーチ・選手全員に分別ゴミの徹底を図るとともに、来場者に対しても環境問題への啓発活動や分別ゴミへの協力、リサイクルへの協力を呼びかけともにアクションを起こした。
- 球場弁当を地元素材に変更したり、ドーム内の冷暖房を控える等。
東北楽天ゴールデンイーグルス
- 球場内ゴミの分別回収とリサイクルの実施。
- リユース活動の実施。(マイハシ、紙トレーの再利用の促進・人口芝も再利用)
- 球団・球場施設のオール電化の推進。(化石燃料使用の削減)
- 東北電力による省エネ診断と改善施策の実施。
- 行政連動マスコットによるPR活動。(カラスコ監視隊など)
- 宮城県、仙台市の環境施策の受け入れとPRへの協力。
埼玉西武ライオンズ
- デーゲーム数を昨年の21試合から24試合に増設。照明使用の削減に努める。
- 埼玉県が取り組んでいるレジ袋削減キャンペーンに協賛。
- 球場内のゴミの分別回収とリサイクルの実施。
- 生ゴミの肥料、飼料化の取り組み(食品リサイクル法)。
- アイドリングストップの励行。
オリックス・バファローズ
- デーゲーム数を昨年の18試合から24試合に増設。照明使用の削減に努める。
- 紙コップのリサイクルを実施。
- 雨水をトイレなどの雑用水に利用。
- エアムーバー自然換気との併用空調方式で省エネ運用。
- ビジョン更新でLEDの採用により消費電力を1/3に。
- 駐車場アイドリングストップ推進。