初開催の「eオールスター2020」はセ・リーグが勝利!
一般社団法人日本野球機構と株式会社コナミデジタルエンタテインメントが共催する「eBASEBALL プロリーグ」2020シーズンのエキシビションマッチ「eBASEBALL プロリーグ eオールスター2020」は28日、初開催となる一戦が行われ(事前収録のうえ配信)、セ・リーグがパ・リーグに4-3で勝利しました。
「eオールスター2020」試合結果
セ・リーグ 4 - 3 パ・リーグ
戦評
初開催となったeオールスターは「夢の球宴」にふさわしい、白熱した試合展開となった。
パ・涌井(楽天)、セ・菅野(巨人)の今シーズン大車輪の活躍を見せる両先発で始まった試合は、予想通り息詰まる投手戦となり0-0で序盤を終える。
試合が動いたのは4回、セの先頭青木(ヤクルト)が四球で出塁をすると、続く4番鈴木(広島)がセンターオーバーの2ベースを放ち1点を先制。セは6回にも青木、鈴木の連続ヒットで無死1・3塁とすると、代打・村上(ヤクルト)のレフトへの犠牲フライで1点を追加。さらに続く代打・サンズ(阪神)が1死1塁でレフトスタンドへの2ランHRを放ち4-0とリードを広げる。
一方のパも、7回にホームラン王を狙う中田(日本ハム)がセンターバックスクリーンへのソロHRで1点を返すと、8回にも茂木(楽天)がライトスタンドへのソロHRを放ち一発攻勢で2点差に。
4-2で迎えた最終回、セは今シーズンでの引退を表明したクローザー・藤川(阪神)がマウンドに。全盛期を彷彿とさせる火の玉ストレートで押すピッチングで柳田、栗山を簡単に打ち取るも、中田が藤川渾身のストレートを2打席連続となるバックスクリーン右へ運び1点差に迫り、一発出れば同点の場面で迎えたバレンティン(ソフトバンク)に対し、藤川は強気の投球でセカンドゴロに打ち取り試合終了。セが4-3で逃げ切った。