2013ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)第2ラウンドは8日、東京ドームでダブルエリミネーション方式1回戦が行われ、 第1ラウンドA組2位の日本はB組1位のチャイニーズタイペイと対戦、延長10回の死闘の末、4-3で逆転勝ち、決勝ラウンド進出へ王手をかけました。
0-2とリードを許した日本は8回、井端弘和(中日)と内川聖一(福岡ソフトバンク)の連打で作ったチャンスに、 阿部慎之助(読売)と坂本勇人(読売)がタイムリーを放って同点に追いつきましたが、それも束の間、その裏に再び1点のリードを奪われました。 しかし粘る日本は9回、2死一塁から鳥谷敬(阪神)が盗塁を決めると、井端が中前に起死回生の同点打。 10回には1死二、三塁から中田翔(北海道日本ハム)が左翼へ犠飛を放って勝ち越し。 最後は杉内俊哉(読売)が踏ん張り、4時間37分に及ぶ死闘を制しました。
山本浩二監督は「よく粘ってくれました。終盤の粘りには万歳です」と死力を尽くしたナインを称えました。
日本は次戦、決勝ラウンド進出を懸けて、10日(日)19時からオランダと対戦します。
2013年3月8日(金)
東京ドーム ◇開始 19:08 (4時間37分) ◇入場者 43,527
(1勝0敗)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 計 | H | E | |
日 本 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 1 | 4 | 13 | 0 |
チャイニーズタイペイ | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 3 | 11 | 0 |
(0勝1敗)
(延長10回)
[日] | 能見、攝津、田中、山口、澤村、○牧田(1-0)、(S)杉内(1) - 阿部、相川、炭谷 |
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[チ] | 王建民、藩威倫、郭泓志、王鏡銘、●陳鴻文(0-1)、林イー豪、陽耀勲 - 林泓育、高志鋼 |