2013ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)第2ラウンド1組の順位決定戦は12日、 すでに決勝ラウンド進出を決めている日本とオランダが東京ドームで対戦、日本が10-6で逃げ切り、同組1位での準決勝進出が決まりました。
1点をリードされた日本は2回、この回先頭の阿部慎之助(読売)が右翼に同点本塁打を叩き込むと、1死満塁として松田宣浩(福岡ソフトバンク)が中前適時打を放ち逆転。 さらに、長野久義(読売)の走者一掃の左翼線二塁打で3点を追加し、再び阿部が2死一、三塁からこの回2本目の本塁打を放って、一挙8点のビッグイニングとなりました。 2点差まで迫られた8回には、2死二、三塁から長野が左前に2点適時打を放ち突き放しました。
日本の先発・大隣憲司(福岡ソフトバンク)は、初回先頭打者本塁打こそ浴びたものの、その後の3イニングを無安打6奪三振と好投。 その後は小刻みな継投で粘るオランダの反撃をかわし、最後は守護神・牧田和久(埼玉西武)で逃げ切りました。
これで日本は、第2ラウンド1組の1位となり、米国サンフランシスコで行われる決勝ラウンドでは、17日(日)18時【日本時間18日(月)10時】から行われる準決勝で、 2組2位との対戦が決まりました。
山本浩二監督は、「皆さんのおかげで1位通過できた。あと2試合、頂点目指して頑張る」と語りました。
2013年3月12日(火)
東京ドーム ◇開始 19:08 (3時間30分) ◇入場者 30,301
(2勝2敗)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | H | E | |
オランダ | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 3 | 0 | 6 | 10 | 0 |
日 本 | 0 | 8 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | X | 10 | 9 | 0 |
(3勝0敗)
[オ] | ●Bergman(0-1)、Isenia、Pawelek、Heijstek、Balentina - Ricardo、De Cuba |
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[日] | ○大隣(1-1)、澤村、田中、今村、森福、山口、涌井、牧田 - 炭谷、相川 |
[オ] | Simmons 2号(1回1点 大隣) |
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[日] | 阿部 1号(2回1点 Bergman) 2号(2回3点 Isenia) |