• セントラル・リーグ
  • 阪神タイガース
  • 広島東洋カープ
  • 横浜DeNAベイスターズ
  • 読売ジャイアンツ
  • 東京ヤクルトスワローズ
  • 中日ドラゴンズ
  • パシフィック・リーグ
  • オリックス・バファローズ
  • 千葉ロッテマリーンズ
  • 福岡ソフトバンクホークス
  • 東北楽天ゴールデンイーグルス
  • 埼玉西武ライオンズ
  • 北海道日本ハムファイターズ
  • 侍ジャパン

日本野球機構オフィシャルサイト

ニュース

NPBニュース

2020年を迎えて

 新春のお慶びを申し上げます。

 今年はいよいよ、東京2020オリンピックが開催されます。2008年の北京大会以来となる野球競技に臨む「侍ジャパン」は、昨年11月の国際大会「WBSCプレミア12」で見事に初優勝を飾り、日本代表として10年ぶりとなる世界一の栄誉をつかみました。稲葉篤紀監督と選手たちは万全の準備を進め、オリンピックでも悲願の金メダル獲得を目指します。ぜひとも皆様の応援で後押ししていただきたいと思います。

 もちろんペナントレースも目の離せない熱戦が展開されることでしょう。昨年は読売ジャイアンツの5年ぶりの優勝、埼玉西武ライオンズのリーグ連覇に沸き、チームの「顔」として長く球界をけん引してきたベテランが引退を決断する一方、次代を担うスラッガーやエース級の活躍をみせる若手も台頭しました。また、日本シリーズでは福岡ソフトバンクホークスが3年連続で日本一を達成するなど、話題の尽きない一年でした。開幕を心待ちにされているファンの皆様、今年もエキサイティングな試合やニューヒーローの誕生にご期待ください。

 ここ数年、公式戦の入場者数は順調な伸びを示しており、昨年も過去最多となる2650万人を超えるお客様に球場へ足をお運びいただき、心より感謝申し上げます。同時に、少子高齢化にともなう競技人口の減少という重要な課題に取り組む決意も強くしています。野球の普及・振興に力を尽くしていくのはもちろんのこと、「eスポーツ」といった新しい試みにも挑み、野球の魅力を広く発信して底辺拡大の努力を惜しみなく続けていく所存です。

 多くのファンの皆様のご声援と時に厳しい叱咤激励に支えられ、昭和、平成という時代を歩んできたプロ野球は、令和となってからも新たな歴史を刻んで参ります。

 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

一般社団法人日本野球機構会長
日本プロフェッショナル野球組織コミッショナー
斉藤惇